2007年1月28日



『えっ!行くんですか?』
本日、
休日出勤の悲しき同僚どもが聞く。

『夜から雪になるそうですよ!』とも・・・・・

いいの。
雪でも雨でも荒れててもイイの。

だって、
他のヒトが来ないじゃないか。
だから行くの。

独り占めしたいから・・・・・・


それから数時間。

今から行って来るから・・・と、
そう言いながら、
スクッと立ち上がる。

振り返ると、
口をポカンと開けた妻の目が点になっていた。


車を走らせてしばらくして、
小さな雨が窓をはじき始めた。

同僚の言葉と、
妻の空いた口が蘇る。

でも気にしない。
まだ、
着いた訳ではないから。
アソコなら大丈夫さ。

自分に言い聞かせる。

しかし・・・
何時の間にか、
小さな雨はやや強めの風に乗り、
激しく窓を叩くようになった。

そして、
ふと気が付けば、
大事なものを忘れていた事に気が付く。

あっ!カッパ持って来なかった。


あぁぁぁぁぁぁ・・・・・

すざましい衝撃が頭の中を駆け巡る。
しまった!


しかし、
今更戻れるような場所ではなかった。
『引くに引けぬ』
まさにそんな状況。

実のトコロ、
先週、ワタシは海に向かった。

あまりにもパッとしない状況に、
思わずテトラポッドを駆け下りた。

その時、
グキッ!とヒザから音がし、
その直後に、
激しい痛みを覚えた。

いわゆる『ギックリ・ヒザ』だ。
そういう病名があるかどうかは分からないが、
急になったんだから、
ギックリ・ヒザでもよろしかろう。
(全治3日。なお、只今完治。)
特に腰だけに領有権があるワケでもなかろうし。

まあ、そう言う事で
釣りを諦め家に帰った訳で、
結局、
その日はアタリ無し!の災厄ホリデー。

テトラを降りたとトコロで、
その激しく痛むヒザをスリスリしながら、
かがみ込んだその場所で、
偶然にも目に入った『ワンダー』。

広い意味での釣果と言えば『ワンダー』のみ。(爆)

まあ、
今夜はそのリベンジも含めて、
『特別な夜』なの。

許せ妻よ!同僚よ!

結局、
港に着けば、
雨など大した問題ではなかった。

目下の最大の問題は
いわゆる『無反応』。

あれ?あれ?あれれ??

このシラス接岸の時期に無反応とは・・・・
一体何事が起きたと言うのか?

その理由が分かるまで、
アレコレ試して見ました。

ふいに飛び込んでくるガツン!
キラリ!と水面が輝く。

銀色のリボンが海面を激しく叩き、
戻ってきたのはボロボロになったワーム。

あぁ!
そう言う事か!

無反応はコイツラによるもの。

2.5本

4ポンドのラインでは勝負になりません。


このままコイツラを狙うか、
それとも
去るのを待つか・・・・

ダブルラインで勝負したトコロで、
所詮4ポンド。
この群れの中には4本も居るハズ。(過去の実績より。)
おまけにタモも無い。

さらには時間も無い。


んん・・・・・


そもそも何を狙いに来たのか・・・・

簡単に答えは出せる。


このまま狙うは
暗夜航路。

そして、ココっ!

お腹の大きなママさん。
そのまま帰ってもらいます。

これで良かったのですから。
目的は達成出来ましたからね。

そして、
何時の間にか消えてしまいましたが、
雨は小さな小さなやさしい雨でした。

それに、
雪は降りませんでした。

でも、
風は冷たく、
色んなものを削ぎ落として行きました。
色んなモノを。

ではでは

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