ディベート甲子園への道 2008


 只見中学校特設ディベート部は東北大会で準優勝!

 全国大会では予選1組で北陸学院中,一宮市立南部中に連勝し予選1位通過するも

 決勝トーナメント1回戦で大分大学附属中に惜敗。(ベスト16)

 詳細はブログをご覧ください。 

   →  http://shi-fuji.blog.drecom.jp/  カテゴリーで「ディベート」を選択してください。

 なお,全国大会の結果詳細は → http://koshien2008.nade.jp/  をご覧ください。


 今年の取り組みを振り返って


1.特設ディベート部の結成と新しい顧問の先生

 昨年の取り組みが評価されたのか,新年度になって只見中学校特設ディベート部が正式に発足。部活動紹介でも代表者が概要を説明した。社会科の先生が卓球部と掛け持ちながら顧問となった。生徒に広めるためには,先生方に広めることも大切であり,その意味では新しい顧問の先生の存在は意義がある。同好会的なものから,組織の1つとして認められたのは大きい。生徒会でも少ないながら予算がつき,生徒育成会からも資金援助が得られることとなったため,大会参加での金銭的負担が軽減されることとなった。

2.38回の学習会

 今シーズンは38回の学習会を実施。全員が参加できたのは少なかったが,回を重ねることができた意味は大きいと思う。最初は会議室,夏休みは多目的ホールが活動場所となり,校内においても活動が認知されたと思う。ところによっては,ディベートは怪しい活動と思われているところもある(笑)ので,周囲に認知されるというのは意味がある。もっとも土日は一切活動せず,1回の活動時間も平日は1時間半,夏休み中も3時間半くらいと限られたものではあった。

3.東北地区代表校合宿

 今年の活動を振り返る場合,この東北地区代表校合宿を忘れることはできない。東北地区の中高生が2泊3日の合宿を通じて切磋琢磨できた意義は大きい。特に高校生の取り組む姿を中学生が目にしたのは意味がある。議論を深め,スピーチを磨くとともに,生徒同士が交流できたことも大きい。競技人口が少ないだけに,こうした取り組みは本当に価値がある。出場校以外の先生や保護者の方々にも大変お世話になった。感謝。

4.3人で参加した東北大会,7人で参加した全国大会

 7名の活動だったが,卓球部の大会と東北大会がぶつかり,東北大会は3人での参加となった。終わってみれば,試合をするだけなら3人でも何とかなると感じた。2人ではかなり厳しいと思う。全国大会は7人で参加できたので,他の試合のフローを取ることもでき,決勝トーナメントに備えることができた。勝ち進むほど,人数が多いことのメリットが出てくると思う。その意味では,フローをとってくれていた生徒のためにも,もう少し勝ちたかった。

5.どれだけ議論を深めるか

 中学準々決勝で聞いた滝中学校に肯定側立論に感動した。論題に対する分析とわかりやすい立論の構成にほれぼれした。ここまで深めているチームがあるのかと驚いた。当然,試合で勝つことを考えるのだが,その前にどれだけ深く分析し議論を深めておくかが大切なのだと改めて感じた。この部分に力を入れ,チーム全体がそれを理解していれば,当然試合でも勝てるだろう。アプローチの手順として大切なことを学んだ。

6.教頭としての限界

 部活動として考えるなら,技術以前のものがある。そういう日頃の交流的な部分が今年は十分でなかった。まあ,教頭という立場ではやむを得ないのかもしれない。本当に強くするなら,まずチームとしてのパワーアップが必要で,それはディベートに関係なく大切なことになる。立場上,どのような関わり方が良いのか工夫していく余地がある。今年はひさしぶりに関東予選を観戦した。自分自身の意欲も持続させていきたい。

7.お金をかけない活動

 合宿での少年の家の活用,全国大会でのリーズナブルな宿舎の利用など,工夫すればお金をかけないでも活動できることがわかった。仙台や東京など遠くへ出向いて試合をせざるを得ないので,金銭的なことは大きな障害となっている。地理的にも山間部にある只見中に不利な点は多いが,最初からあきらめずに,工夫していきたい。また,出向かなくても自分たちでできることを工夫する必要もある。ネットの活用など。


 今年も無事にシーズンを終えることができました。

 応援いただいた皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。