京都の夏の風物詩といえば、祇園祭に鴨川の川床、鱧料理や大文字の送り火と、まぁいろいろありますが、涼をもとめて鴨川の川辺にずらりと並ぶカップルもそのひとつ。
ところで、鴨川のカップルは、なぜ等間隔で座っているのでしょうか?
長年にわたる研究の結果、その理由を解明できましたので、簡単にご説明いたしましょう。
まず、最初に来たカップルは、一番乗りの特権として、広い河原のなかから、好きな場所を自由に選び、川に向かって腰をおろします。
次に来たカップルは、先住者からほどよい距離をおいた場所を選び、仲良く並んで座ります。
3番目のカップルになると、場所を選ぶ自由度が小さくなりますが、それでも先にいるカップルから適当な距離を保とうという心理がはたらいて、左右の隣人たちからほぼ等間隔になる場所を選びます。
同じようにして4番目以降のカップルも、既に陣取っているカップルのちょうど真ん中あたりに語らいの場を見いだします。
両隣りと距離を保とうとするこのような陣取り合戦が繰り返された結果、鴨川名物である等間隔で並ぶカップルの風景が生まれるわけです。これを名付けて「鴨川夏の陣 2分の1の法則」と呼びます。
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