THE MOVIES

かもめの映画感想集です。

Warning !
とてもオレ様的な感想です。オノレが気に入るかどうかが、全て。
よって、人様の参考になるようなモノではありませんのでご了承くださいませ。しかもネタばれしまくりです(笑)。

凡例

いいよ〜

イイな〜

イカす!

スキスキ

ムフフ…

そんなん
アリ?

なぁにぃ
ー?!

ぽろり

だぁ〜〜

おおッ!

えっとぉ
ー…

こ・こりは


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2001年6月


デンジャラス・ビューティーDANGEROUS BEAUTY

監督:ドナルド・ピートリー 出演: サンドラ・ブロック マイケル・ケイン ベンジャミン・ブラット ウィリアム・シャトナー アーニー・ハドソン キャンディス・バーゲン 他

かみんぐ・すーんm(_ _)m!


ハムナプトラ2 黄金のピラミッドTHE MUMMY RETURNS

監督:スティーブン・ソマーズ 出演:ブレンダン・フレイザー レイチェル・ワイズ ジョン・ハナ フレディ・ボース アーノルド・ヴォスルー オデッド・フェール ザ・ロック 他

かみんぐ・すーんm(_ _)m!


ショコラCHOCOLAT

監督:ラッセ・ハルストレム 出演:ジュリエット・ビノシュ ジョニー・デップ ジュディ・デンチ レナ・オリン アルフレッド・モリーナ ピーター・ストーメア キャリー・アン・モス ヒュー・オコナー 他

かみんぐ・すーんm(_ _)m!


2001年5月

JSAJSA

監督:パク・チャヌク 出演: ソン・ガンホ イ・ビョンホン イ・ヨンエ キム・テウ シン・ハギュン 他

かみんぐ・すーんm(_ _)m!


楽園をくださいRIDE WITH THE DEVIL

監督:アン・リー 出演:トビー・マグワイア スキート・ウーリッチ ジョナサン・リース・マイヤーズ ジム・カヴィーゼル ジェフリー・ライト ジュエル サイモン・ベイカー 他

かみんぐ・すーんm(_ _)m!


隣のヒットマンThe Whole Nine Yards

監督:ジョナサン・リン 出演:ブルース・ウィリス マシュー・ペリー ロザンナ・アークェット マイケル・クラーク・ダンカン ナターシャ・ヘンストリッジ アマンダ・ピート ケヴィン・ポラック

かみんぐ・すーんm(_ _)m!


トラフィックTRAFFIC

監督:スティーヴン・ソダーバーグ 出演:マイケル・ダグラス ドン・チードル ベニチオ・デル・トロ ルイス・ガスマン デニス・クエイド キャサリン・ゼタ・ジョーンズ スティーヴン・バウアー エイミー・アーヴィング 他

とても緻密な映画ですね。監督はホントに頭がいい人なのでしょう。
いろんな登場人物が、それぞれの人生の中で、それぞれの選択をしながら生きている。ドラッグの流通システム=トラフィックという網の中で。
彼らの人生は、ドラマの中で一時からんだり、あるいは全く接触せずにいるけれども、みな「ドラッグ」でつながっているのだ。いや、
「ドラッグの流通システム」でつながっている。
この映画は、ドラッグそれ自体の危険さを告発するものではなく、ドラッグを流通させるシステムそのものを描いたものだと思う。
ドラッグで身を守る者、ドラッグにおぼれる者、苦悩する家族、ドラッグを根絶しようとする者。過剰な脚色を極力抑えて、それぞれの立場を浮かび上がらせる。
ラストは、野球場のシーン。メキシコの刑事のささやかな夢が実現するシーンで終る。
それまでの緊張が、このシーンで一気に解かれる。。。。青空を見るような開放感ではないけれど、この終わり方はとてもいいと思った。その後の悲劇を予感させるものでもあるのだけど・・・。
黒人刑事の行動も、決してあきらめない、彼の信念の固さを現している。揺るがないように見える流通システムに挑戦しつづける人がいる、というだけで、殺伐とした現実に一筋の光が見える気がする。
・・・・しかし、ベニチオ・デルトロが、バーでさそうシーンは良かったなぁ(爆)。


スターリングラードENEMY AT THE GATES

監督:ジャン・ジャック・アノー 出演:ジュード・ロウ ジョセフ・ファインズ レイチェル・ワイズ ボブ・ホスキンス エド・ハリス ロン・パールマン 他

うむむ。。。。一体こりは・・・・????  前評判では、「プライベート・ライアン」に匹敵する迫力とドラマだ!みたいな感じだったのですが。。。。
確かに、冒頭の戦闘はすごかった。あの当時、ソ連がああいう闘い方をしていたってことも衝撃だったけど。。。。(しかし、なんちゅう無駄な闘い方をしてたんじゃー!あれでよく勝てたなぁ〜−_−;)
どうも、セリフがいちいちひっかかってしまったのですよ。なんだか、登場人物がみんなト書きを読んでるみたいで、説明せりふっぽいような印象を受けてしまった。特に、主人公ヴァシリの友人ダニロフのセリフが。演じるジョセフ・ファインズの演技も、ちょっとおおげさで、まるで舞台用の演技って感じがしました。
・・・・・って、本当に屁理屈ばっかり書いてしまったけど、スクリーン観ながら、こ〜〜んな雑念抱かせる程度のもの?としか受け止められませんでした。
闘いのさなかの恋愛っていうのには別に違和感や甘さは感じないけれど、ダニロフの言動があまりにもご都合主義っぽくて、本当に残念。。。。へたすりゃただのトレンディ・ドラマみたいに安っぽく見える。
ジュード・ロウは、まぁ私の守備範囲外(笑)なので、どーでもよかったのですが、期待してたのはエド・ハリス!!いやー、彼はイイです!ぬる〜〜い三角関係ドラマよりも、エドが出ているシーンの方が、よほど緊迫感がありました。
そしてそして、エド・ハリス扮するドイツ軍将校ケーニッヒにスパイとして接近するサーシャ少年!

(以下↓はあまりにもくだらない妄想なのでカットします・笑。ひまな人はマウスでドラグしてね。)

泣いてるサーシャ君の顔を、そっと右手で持ち上げるケーニッヒ少佐の映像がスクリーンに出た瞬間、私の頭の中では、曳航弾が高々と打ち上げられ、大炸裂してしまったのですーーーーー(爆)!!こ、こりはまるで「残酷な神が支配する」のグレッグとジェルミのようでわないか!!!!おいしい!!おいしすぎるぞ!エド!!!!!!(泣いてる)少年×(しぶい)中年だなんて、かもめの大好物であります!こりゃたまらん!!こんな映像観たかったのよぉぉぉぉぉぉ!!!!!・・・・ぜぇはぁ・・・(@_@;)。

というわけで(笑)、このシーン以後、あんまりにも刺激が強かったためか、あんましスト−リーを追っかけてなかったです・・・・。あの女が死のうが生き残ろうが、もうどうでも〜って感じで(爆)。
あぁ〜〜、我ながらバカ。ほんとう〜〜〜〜に、バカ。
でも、いいの。。。。。シアワセだったから〜〜。おーほほほほ〜〜〜(ボカスカバキッ)。


タイタンズを忘れないREMEMBER THE TITANS

監督:ボアズ・イエーキン 出演:デンゼル・ワシントン ウィル・パットン ウッド・ハリス ライアン・ハースト キップ・パルデュー ドナルド・フェゾン ハイデン・パネティエーリ 他

かみんぐ・すーんm(_ _)m!

 

2001年4月

リトル・ダンサーBILLY ELLIOT

監督:スティーヴン・ダルドリー 出演:ジェイミー・ベル ジュリー・ウォルターズ ゲアリー・ルイス ジェイミー・ドラヴェン スチュアート・ウェルズ 他

おもしろかったです!思ってたほどスポ根みたいな描写がなくて、結構ドライで、でも人間味溢れてて・・・。
ビリーを演じた
ジェイミー・ベル(いい名前だ〜。お姉さんはうれしい〜〜^o^)君は言うまでもないですが、お父さんがまたいい!ロンドンには行ったことがない、との言葉に何故?と質問され「炭鉱がないからだ」と、ミもフタもない返答しかできないお父さん。。。(笑)思わず、マイ・ダディを連想してしまって、大笑いするとこでした(^^)ゞ。
ビリーの将来を思って、スト破りをしてしまうくだりは、めちゃくちゃせつなくなってしまいましたね〜・・・。いいお父さんじゃないか・・・。大事にしろよ、ビリー!←アンタは親戚か?
ジェイミー君は、本当に体当たり演技で、とてもよかったなぁ。いつも不機嫌な顔してるのがまたいいんですよね。お父さんと坂道を歩きながら、「普通に歩けんのか!」と怒鳴られつつステップを踏んで帰っていく場面、好きだな〜。ありあまってるエネルギーを、キラキラと放出させてる男の子の様子がそのまんま、画面に映し出されている。まぶしいくらい。
ビリーの親友、おかま願望の少年役の子もまたこれがカワイイ!!!(成長した姿はルパート・グレイブスに似てたけど^^;)一体どこからあんなカワイイ子を見つけてくるのかしら?英国、あなどれん・・・(笑)。

ラストに出てきたアダム・クーパーに関しては、全然知らないのですが、美しい背筋を見て思わずうっとりしてしまったかもめさんなのでありました(笑)。


初恋のきた道我的父親母親

監督:チャン・イーモウ 出演:チャン・ツィイー スン・ホンレイ チョン・ハオ チャオ・ユエリン リー・ピン 他

チャン・ツィイーはかわいいなぁ(^^)。女の目から見ても本当にかわいいです。
あんなかわいい子に好かれてイヤな男なんて絶対いないよね。しかし、彼女は結構策士ですぞ(笑)。自分のアピールの仕方を実によくわかっておる(笑)。
観る前は、初恋にとまどうディがいろんな人にアタックの仕方を聞きまくり必死に駆け回る姿を想像してたのだけど・・・。本編の少女は、ただひたすら無言実行!いじらしいほど、好きな人の姿を目で追っているのです。
いやー、すごいです。思わず、ただ今恋愛真っ最中の子に「見よ!これが正しいアタックの仕方だ!」と教えたくなるくらい。
ちょっと(いや、かなり)ひねくれた観かたかもしれないけど、やはり同性から見ると、「この女スゴイな」とどうしても思ってしまうんですよ〜(笑)。

私は、ディの恋の行方よりも、先生の遺体をかついで帰る元生徒達の姿にうるうるきてしまった。雪の中、皆無言で、まるで奪い合うように棺の下に潜り込むその姿に・・・。
先生の生前の様子はほとんど映像では語られないけど、このシーンだけで、どれだけ人に尽くしてきたかというのがわかる。
あと、瀬戸物修理のおじさんの手さばきにも、何故か、こみ上げてくるものがありました。イーモウ監督が好きなもの、大切にしたいものがなんなのか、きちんと伝わってきます。
印象に残ったシーンをもうひとつ。
先生がディの家にご飯を食べに行くシーンで、壁の丸い穴(?)からいつも見えていたディの姿が、一瞬映らなかった時があったんです。あれが、何故か強烈に印象に残りました。いつも、目をやると視界に映っていた少女の姿が、見えない。思わず、どこ?と探してしまう。意識を自覚した瞬間。ディのいない画面の、言いようもない寂しさ。
うーん、うまいですねぇ。せつないですねぇ。これはもう、乗せられて泣くしかないです(^^;)。

*おまけ*
おばあさんになってしまったディの部屋に、何故か「タイタニック」のポスターが(^o^)!
だんな様と一緒に観に行ったのかな?チャーミーグリーンのようなご夫婦だったのでしょうね〜。ほのぼの。


ギャラクシー・クエストGalaxy Quest

監督:ディーン・パリソット 出演:ティム・アレン シガニー・ウィーバー アラン・リックマン トニー・シャローブ サム・ロックウェル エンリコ・コラントーニ 他

いやー、もう、スキスキ!!!たまりませんよ、この映画!!!!(^o^)
かもめさん、ちょっと日の浅いトレッキーだもんで、こういう確信犯パロディーは死ぬほどスキーーーー!!!
しかし、こういう映画にアラン・リックマンだのシガニー女史だのが真剣に出演してるのって、なんだかうれしい(^o^)。シガニーは特に、かわいらしい面が出てたのが新鮮でよかったなぁ。アラン・リックマンの、トカゲヘッドメイクがイヤでたまらない演技はやっぱりスポック役のレナード・ニモイを意識してるんでしょうねー。うふふふふ〜〜〜(^o^)。
しかし、欲を言えば、メンバーの中に脚本家も入ってればもっとおもしろくなったと思うんですよねー。まぁ、「このシナリオ書いたライターは死ね!」っていうセリフで、ちょっとは不満も解消されましたが(爆)。
あと、「なんでいつもダクトなのよ!」というセリフ、シガニー出演の「エイリアン」で船長が通気ダクトの中でエイリアンにやられたシーンを連想させてニヤリとさせられました(^^)。
笑えるし意外に泣ける、とってもおもしろい作品でした。上映してくれた衣山サンシャインに感謝!!

2001年3月

ハンニバルHANNIBAL

監督:リドリー・スコット 出演:アンソニー・ホプキンス ジュリアン・ムーア レイ・リオッタ フランキー・R・フェイゾン ジャンカルロ・ジャンニーニ 他 

あーーーー!興奮した!!!興奮したのよーー!!!!!
私は完全に作品に飲み込まれてしまった〜!観終ったあと、本当に「興奮したっ!」て言葉しか出ませんでした(笑)。
私は原作読んでないので、比較できないし、映画で充分満足したのでまぁこれでいいじゃな〜〜いと思っております(笑)。ですから、最初に謝っておきます。

原作ファンの方、ごめんなさい。
私この映画大好きです!何から何まで大好きです!すべて大好きです!!レクター博士万歳!!!リドリー・スコット愛してるーー!!!

というわけで(笑)、感想が心の中に湧いてくるまで待ってましたが、いつまでたっても「興奮した」って言葉しか浮かんでこないので、友人一丸(いちまる)さんの感想を載せてしまうことにします(手抜き)。
一丸さんは、原作も読んでてレクター博士の大ファンでもあります。映画のラストはお気に召さなかったようですが、映画自体は気に入ってらっしゃるようです。
以下は、メールでいただいた感想を、許可をもらって掲載しました。ではどうぞ〜〜!

**************

感想は、ある程度想像していたけど、私はあの結末はきらい。原作のほうがいい。手錠掛けられた時に結末がみえちゃって、なんだかなぁ・・涙でちゃった。クレンドラーさんも、もっとハイになんなきゃ。
感想その壱でした。

「感想 その2」です。
犯人威張る_怖く無かったです、ぜんぜんまったく。
パッツィ刑事の最後とか、クレンドラー君の「最後の晩餐」の所とかが「キャー,怖い!」って事になるんでしょうが、全然。あぁ豚のシーンもあるか。
それよりも、パッツィ刑事と初めて会ったときだったか、2回目だったかの別れ際フェル博士のアップがあって、シーンが変わるその時に、笑うフェル博士が怖かった。

では、順をおって、
メイスン・ヴァージャーの顔。あれは良くできていましたよねぇ。唇がないからストローで水(?)を飲んで空気が漏れるところなんて・・・。
私としてはあんまり出歩かないでベッドの上で我慢していてほしかったなぁ。レクター博士を捕まえてから、いよいよ復讐の時が来たと言う事で起き上がってほしかった。最後は呆気なかったけどね。豚に食われておしまい。犬も豚もそう変わりないけどね。
パッツィ刑事は、あんな奥さんさえ居なきゃ良かったんだけど。それよりも何よりも、横でラーメンだかパスタだか食べていたお兄ちゃんの方が気になっちゃった。
(笑)う〜ん、少し私好み(^^ゞ。
ハンドクリームの香料当て。日本をそんなに苛めなくても・・・
最後の晩餐。これはもう、「クラリスをいぢめた!」からでしょうね。コナン(またはルパン)が、怒っちゃった。あぁ、毒されてる・・・(-_-;)。
料理道具を病院から調達して、フライパンや鍋選びしている頃から、私わくわくしていました。(笑)原作で、頭で想像していたものが映像として判りやすく見せてくれたので、感謝。
鍋の蓋をとるかの如く、頭がパカッと開いて脳みそがお出ましになった時は、オーやったって感じでした。私これ見終わった後、お腹空いていたから、猫の額マークのお店に行って照り焼きバーガー食べちゃった。

エンディングとエピローグ(?)原作と違うって知っていたけど・・・
1、なんで警察呼ぶねん!(~_~メ)(怒)。
 ここいらから結末わかってきたけど、手錠かけられて自分の手首切ったとき、「痛いぞ」ってクラリスに言ったでしょ、泣いちゃった(T_T)。不覚。 えっ私って変?
2、チューだけでいいのか!レクター!(笑)
 あ〜んな事やこーんな事をしなくてもいいのか!
3、日本人に見えんぞ。BOY。 最初、☆国の女の子かと思っちゃった。
 私ならまだ食べたことが無いのでキャビアにするけどな。最後に日本人が出てきたのは続編は日本が舞台か?そういえば監督とプロデューサーが来日した時に何か言ってたけど・・・
なんにせよ、面白かった。あと一回は見てもいいかな?細かいとこ見てみたい。
随分、長々と語ってしまいました。独断と偏見に満ち満ちているのをお許しください。

********ここでかもめから一丸さんへ質問**********

はじめはトマス・ハリスはあの映画のラストがイヤだったらしいよ(脚本段階で)。レクターが自分を傷つけるはずないと言って。で、製作者側はもうひとつのエンディングを撮って、通しで見てどちらがしっくりするか、ハリスに決めてもらったんだって。もう一つのラストは、レクターがクラリスの髪を冷蔵庫にはさんで、キスしてサヨナラ、っていうもの。ハリスが選んだのが公開バージョンってわけです。彼に一体、どんな心境の変化があったんでしょうね〜。
ところで一丸さんはどう思う?レクターは、クラリスを傷つけるくらいなら自分の手を切断するタイプだと思う??

 私も、ちゅーだけで終わるなら、公開バージョンの方がいいかなぁ・・・。原作には、レクター博士とクラリスがクラリスの傷を治している間、語り合い、お互いを理解していく過程があるんだけど、映画の方は、そんなんすっ飛ばしてしまってるから(そこまで描いていたら、2時間では到底足りない。)、ああいう結末にしかならなかったんだと思うんです。だから私は、原作とこの映画は別物と考えています。
「さらば宇宙戦艦ヤマト」と「宇宙戦艦ヤマト2」くらい違う。

私はね、レクター博士は他人の為に自分を傷つけるなんて絶対無いと思っていたけどメリーゴーラウンドに乗って、クラリスの髪をチョイってな感じで触った時に、「あぁ、好きなんだなぁ。」って思った。自分自身を傷つけてしまっても、クラリスを守りたかったんだと思う。第一クラリスの名を呼ぶ時の「くらりぃ〜す。」何とも言えません。レクター万歳。
クラリス役は、ジョディ・フォスターの方がやっぱり良かった。レクターの(愛の視線)を受け止めるには、ジュリアン・ムーアは大人(老け)過ぎ。ランニングしていても体が重たそうに見えた。或映画評には、あの黒のドレスは、ジョディには着こなせない(色気が出ない)と書いてあったけど、そんなことないと思うけどなぁ。
あー犯人威張るは、語ると長いわ。(^_^;)。
    一丸さんより

一丸さん、ご協力ありがとうございましたm(_ _)m。よかったら、みなとの方にでもカキコよろしくお願いします。
しかしだな、原作と映画の違いを「宇宙戦艦ヤマト」で例えるのはちとマニアックすぎやしませんか??(^^;


あの頃ペニー・レインとALMOST FAMOUS

監督:キャメロン・クロウ 出演:パトリック・フュジット ケイト・ハドソン ビリー・クラダップ フランシス・マクドーマンド フィリップ・シーモア・ホフマン 他

さわやか〜な映画だったなぁ(^^)。主人公を演じたパトリック・フュジット君はこれがデビューらしいけど、なかなかどうして、自然体で良かったと思います。ケイト・ハドソンもかわいかったしね〜(^^)。
ストーリーは、まぁ特に新鮮さは無かったけど、あの飛行機のシーンは好きでした。
メンバーの一人が「俺はゲイだ!」と告白したあとの妙に気まずい感じが何故か好き(笑)!ちょっと「ユー・ガット・メール」のエレベーターのシーンを連想してしまった。
この時代のロックが好きな友人を連れて行ったので、いろいろ解説してくれて重宝しました〜(笑)。ありがとう!K氏!
蛇足ですが、パトリック君ってトビー・マグワイアに似てませんか???


ザ・セルTHE CELL

監督:ターセム 出演:ジェニファー・ロペス ヴィンス・ヴォーン ヴィンセント・ドノフリオ マリアンヌ=ジャン・バプティスト 他

キレイな画だったけど。。。。。なんだかなぁ〜。
女性ファッション雑誌の
有名ブランドの口絵写真みたいで、キレイなんだけど、空間がないというか、奥行きの無い映像にしか見えなかったなぁ。うにゅにゅ〜。期待はずれでありんす。
それに、心の中を視覚化したというけれど、、、、心の中があんなにつじつま合ってていいのかなぁ。
関係ないけど、4〜5歳くらいの子供の絵って、ものすごくデフォルメされてますよね。顔だけ異常に大きかったりとか。子供の心で見た(感じた)世界の印象が、見たまんま画用紙に乗せられている。指だって5本あるとは限らない(笑)。
あんなに普通の映像じゃあ、心の中の風景といわれても信じることはできないな。私は。

犯人に同情的なストーリーは別にかまわないけど、もう少し被害者の女の子達のことも考えてやってよね。あれでは、被害者とその家族に申し訳ないと思うぞ。
心のトラウマを克服した捜査官の設定も、ストーリーに生かされてないしなぁ。
そして、最後の
観音様ジェニファーにはかなり引いてしまいましたぞ(笑)。救いの場を、東洋風の神秘の場所のように設定したのは、ただの流行っぽくて、軽薄に見える。救いを「死」でごまかさないで欲しい。ちゃんと「再生」まで示唆しないと、真に東洋風であるとは言えないぞ。←エラそう
結局、イメージだけの映画だったのね・・・・・。

 

スナッチsnatch

監督:ガイ・リッチー 出演:ジェイソン・ステイサム スティーブン・グレアム ブラッド・ピット ベネチオ・デル・トロ ビニー・ジョーンズ ラデ・シェルベッジヤ 他

ガイ・リッチーの前作「ロック・ストック・アンド・トゥー・スモーキング・バレルズ(これで正しいのかなー、不安だー・笑)」は未見なので、これが彼の作品初体験です。
登場人物多いわ、人間関係複雑だわ、テンポ速いわ、でついていくの大変でした(@_@;)。
まぁ、おもしろかったような気がする・・・・。ちょっとハマりきれない感じもあったけど・・・。
なんというか、少年マンガ見てる気分だったぞ(^^;。それも
車田正美系のヤツ(笑)。かもめ的にはあまり乗れないノリだった・・・・。
キャッチコピーに「アタマ使ってる?」ってあったけど、誰一人賢いキャラクターはいなかったよねぇ(笑)??主人公達もいきあたりばったりだし〜。ドタバタを楽しむ映画なのか。それにしてもちょっと子供っぽいぞ・・・。

細かいところでイギリス映画って感じがするのはよかったなぁ(^^)。ターキッシュとトミーが、いつも暑苦しいツイード素材のジャケット着てるとこなんか特に。おまけに、「仲はいいがいつも一緒というわけではない」とか言いながら、べったりじゃんオマエ達・・・。よけい暑苦しいぞ(笑)。
キャラで言えば、
あやしい元KGBのオヤジ、ボリスが一番好きだなぁ(^^)。このオヤジどっかで見たと思ったら、レード・セルベッジアじゃないかー!パンフレットに”ラデ”なんて書いてるからわからなかったよ。私でもわかる、ロシア語なまりの英語がせくしーでやんす(^^)。彼は「セイント」で初めて観たけど、目が好きなのよねー。タレ目に弱いワシ(笑)。殺されちゃうシーンのしぶとさがイイですわん(笑)!
ブラッド・ピットもちょっと出てたけど、やっぱり彼はセリフがない時の演技が一番いい(笑)!燃えるトレーラーの前で暴れるシーンやファイトシーンは好きだな〜。

とりあえず、キャラクターはおもしろかったんだけどもう一工夫欲しかった、というのが本音かなぁ。あと、もうちょっとオトナの色気も欲しいぞ(笑)。←えっちなシーンというわけじゃないよ。念のため。


プルーフ・オブ・ライフPROOF OF LIFE

監督:テイラー・ハックフォード 出演:メグ・ライアン ラッセル・クロウ デイビッド・モース パメラ・リード デイビッド・カルーソ 他
いやー、期待してたのにぃーー!なんじゃこりゃ(▼_▼メ)!?
メグ・ライアン扮するアリスのキャラクターが、実に中途半端!誘拐前に夫とちょっとした口論する場面は良かったんだけどな。ダンナの愛の確信をつかみたくて苦しむ姿は、リアルで気持ちがちゃんと伝わってきたけど・・・・。
誘拐後がいけません。アリスが、ダンナを心配する様子がちっとも伝わってこない。別の男が現れて
「今ダンナいないし、このオトコに頼るしかないじゃん」って感じの軽ーい女にしか見えない。
ダンナを恋しがって名前を呼ぶような場面も、ひとつもなかった。交渉人の息子の話なんかのん気にしてるんじゃないよ。こんな嫁もろたピーター(デイビッド・モース)が憐れでたまりません。彼はアリスの写真を肌身はなさず持ち歩き、生きて帰ってみせる!とがんばっているのに・・・・。
やり手交渉人テリーを演じたラッセル・クロウも、仕事きっちり、って感じにしか見えなかったなぁ。いつものはみ出しパワーが伝わってこなかった。
こっちもキャラクターが中途半端。交渉人ならプライド持って交渉技術で勝負せんかい!彼の出演場面では、ラストのなが〜〜いアップ
だけが良かったな〜。
ラストの風景がえんえんと続くのも、なんじゃこりゃ!?また別の映画が始まるのかと思った。
・・・・・・ああそうか、この映画、さかさまから流せばおもしろいんだね、きっと。←ヤケクソ

もうひとつ、文句言わせて。
逃げてきた神父からピーターが死んだかもしれない、と聞かされたときのアリスとテリーの反応って、逆だと思う。死体を見るまでは、死んだことを認めたくないものだと思う。愛している人ならなおのこと。なんていいかげんなキャラなんだ?アリスって。

一つだけ気に入ったことも書こうかな。
人質村(?)のリンダとピーターの触れ合いはちょっとイイなと思いましたです。デイビッド・モースとラッセル、お互いの役を交換した方が良かったんじゃないかな〜。

2001年2月

アンブレイカブルUNBREAKABLE

監督:M.ナイト・シャマラン 出演:ブルース・ウィリス サミュエル・L・ジャクソン ロビン・ライト・ペン スペンサー・トリート・クラーク シャーレーン・ウッダード 他

これはまたまた、ヤラレタ・・・・・・。
観ている間は、画面が暗すぎてよく見えなくてずうっと眉間にシワ寄せてました。オチのところでまたまた眉間に深いシワが・・・・(笑)。

いえ、でも、おもしろかったです。いや、たぶん、おもしろかったと思う(笑)。
何がおもしろいって、こういう題材(ヒーロー誕生物語)をこういう語り口で持っていく、というのが。
アメコミのヒーローや悪役を、現実世界で描くとどうなるか?なんちゅう実験的な映画なんだろう〜!大胆すぎます、シャマラン監督!一体どんな風に製作会社をだましたんだろうとちょっと興味あるわぁ(笑)。

でも、例えば浦島太郎、かぐや姫、桃太郎。ひょっとしたらこれも現実世界で起こった出来事からヒントを得てこんな昔話になったかもしれないよね。特にこれらの物語は妙にSFちっくだったりするし。
よし、シャマラン監督の次回作は「浦島太郎 エスケープ・フロム・ジ・アース」ってとこでどう??ダメ??


キャスト・アウェイCAST AWAY

監督:ロバート・ゼメキス 出演:トム・ハンクス ヘレン・ハント 他

ざざ〜〜ん、ざざ〜〜〜んんん、、、、、。
エンドクレジットの波の音が、しばらく耳から離れなかった。
観たあと何日も、頭の中で「音」が鳴りつづけるなんて、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」以来だなぁ〜。
ずいぶん長いこと感想を書かずにいてしまったけど、単純なストーリーの中にいろんな思いがうずまいてしまって、それを言葉にするのに時間がかかってしまった。

私は、「時間に追われあくせく働いている男が無人島生活を経て人生観が変わる物語」だと思って観ていた。けれども、そうではなかった。
これは「人間は何と闘って生きているのか」ということを描いているんだと思う。
世間評では、物語に新鮮味がないとかストーリーにひねりがないとかトムの独壇場とか、いろいろ言われていますが、そういう意見を聞く(読む)度、ついつい弁護側にまわりたくなってしまいます。
ありがちな、言葉を忘れないように練習するようなシーンや、自殺の誘惑と戦うようなシーンが無かったのは結構斬新だと思うんだけどな〜。
自殺に関しては、ウィルソンとの会話(?)に回想として語られましたね。そのへんのドライな描き方も好きだなぁ。島の頂上に立ったときの、チャックの絶望感なんかもこれ見よがしな湿っぽさがないし。

そしてこの映画、どこをとっても滑稽で悲しい。
誰もいない島で砂に”HELP”と描くチャック。”HELP”の形に木を並べるチャック。生きていくために荷物を開け、スケート靴やらドレスやらを利用するくだり。バレーボールについた自分の手形を顔に見立てる場面etc。
本当は笑ってられない深刻な状況なんだけど、思わず笑ってしまう。
チャックが火を熾せたシーンの、まるで世界を手に入れたかのような誇らしさ!!さしずめ自分が「神」のような気分であったのかも知れないなぁ〜。
しかし、「神」も、孤独には勝てないのでありました。自分ひとりの力で衣食住がなんとかできても、孤独では生きていけなかったのですね。
恋人の写真は、現実世界と自分を繋ぐもの、「うちに帰りたい」という思いを持続させるものだった。「ウィルソン」は生きていくために必要なもの、だったのではないかな。
たとえ「無人島でバレーボールに向かって真剣に独り言を言っている馬鹿な男」と自覚していても。

ウィルソンとの別れは悲しい。同時にとても滑稽だ。観ている最中は、ふと笑ってしまった。けれど、筏の上でいつまでも泣きつづけるチャックを観ていると、とてもとてもせつなくなった。
「ウィルソン、許してくれ」とチャックは叫び続けるんですよね。「行かないでくれ(独りにしないでくれ)」ではなくて。「許してくれ」ですよー、あー、まいったなぁ〜〜〜、悲しいじゃないかー。
この「許してくれ」というセリフだけで、「キャスト・アウェイ」を観て良かったと思えたんです。ほんとです。

救助されてから後も、淡々と物語りは進む。浦島太郎なチャックは、自分の墓を見せられ、かつての恋人が別の家庭を持っていることを知らされる。恋人との再びの別れ。せっかく戻ってきたのに、いまだ漂流中のようなチャックのうつろな瞳がまた悲しい。
無人島でのウィルソンとの暮らしの方が、孤独ではなかったようにも思えてしまう・・・。
ここでは、現実世界で漂流するチャックの様子が丁寧に描かれていると思う。「助かってからがやけに長いな〜」と思ってたんだけど、エンドクレジットの波の音を聞いていたら、それもまた意味が無いわけじゃないな、とも思えてきた。島での漂流生活との対比になってるんだと思うんです。

↑の方で書いた「人間は何と闘って生きているのか」ですが、この作品ではずばり「孤独」だと思うんです。
漂流生活によって、そのことに気付かされた男の物語。とても内証的な、個人的な映画だと思う。
・・・・でも、「人間は〜」というほどメッセージ性は強くないかな。私が勝手にそう「感じて」いるだけだし。

ラスト、車にいろいろ詰め込んで旅に出る(?のよね??)チャック。
荷物の中に例のバレーボールが乗っていた。またチャックは漂流しに出かけるのかな?何かを探しに出かけるのかな。さわやかな、ラストシーンでした。

*おまけ*
チャックが最後まで開けなかった荷物。脱出の希望の象徴のようなあの箱。
なんとなく、昔国語の教科書で読んだ「最後のパン」だか「一切れのパン」だったかのお話(タイトル失念)を連想してしまいました(^^)。戦争か何かで逃げている男に、ラビ(名前だったか職業だったか?)が男に渡したパンの包み。男は最後の食料を持っていることを支えに逃げ延びる。安全なところに逃げ切った男が包みを開けてみると、中には一片の木屑が入ってるだけだった、というお話。
もういっぺん読んでみたいなぁ。タイトルどなたか教えてくださーい(笑)。「ありがとう!ラビ!」

 

ファイナル・デスティネーションFinal Destination

監督:ジェームズ・ウォン 出演:デヴォン・サワ ショーン・ウィリアム・スコット チャッド・E・ドネラー アリ・ラーター カー・スミス アマンダ・デットマー クリスティン・クローク

いやー、恐かった〜〜{{(>_<)}}。ホラーなら最初からそう言ってくれよぅ〜〜〜〜(涙)。一応、心の準備ってモノがいるんだよぅ!!
ってことで、おもしろかったっすよ〜!
かもめ的には、
うら若き少年達がいっぱい出てきたいうだけでお気に入りになってしまったり(笑)。
しかししかし、一番好みの子がいの一番に死んでしまってちと悲しかった・・・(;_;)。主人公クンもかわいかったけど、私は脇役の方が燃えるのさ〜〜(謎)。
これってなんとなく「世にも奇妙な物語」「ミステリー・ゾーン」「アウター・リミッツ」みたいなTVのフシギストーリーの2時間特別番組って感じだったな〜(誉めてもけなしてもいない)。
しかし、飛行機事故から逃れられた7人、彼らがどーーーーしても死ななくちゃならん、という設定は、どうか。
それ言っちゃいけないんだろうけど(^^;、ついつっこんでしまうのです(笑)。
「死神」みたいな存在を描いていないから、どうにもそのへんがもどかしくて・・・。で、7人の死に方が、まるっきり偶然っぽいのもあり、説明のつかない超常現象っぽいのもありで、ちょっと雑な感じがしたのよ〜。
車や列車事故はわかるけど、トッド君(かもめお気に入り)の時のあの「水」の動きはなんなのさ・・・。
まぁ、それでも意外に楽しめたので◎でありました(^^)v。

蛇足ながら。続編できそうですよね〜〜(笑)。←いや、ただなんとなく・・・・。


レッド・プラネットRED PLANET

監督:アントニー・ホフマン 出演:ヴァル・キルマー キャリー・アン・モス トム・サイズモア ベンジャミン・ブラット サイモン・ベイカー テレンス・スタンプ

「火星モノはつまらない」というレッテルを覆すことができるか!?・・・などとほんの少し期待して観にいったのですが・・・・・・。
あははははははははは・・・・・・はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・・。
ヴァルとキャリーのラブスト−リーは、かもめ的には余計だったな〜。ちょっと女々しかったような・・・。複線がわざとらしかったし〜〜〜(^^;;;;;
このキャストの中では、トム・サイズモアが一番良かった。仕事きっちりって感じ(笑)。
しかし、あのオチはあれでいいんだろうか??あんなもん地球に持って帰っちゃっていいんだろうか???
まさか、
続編「レッド・プラネットからの物体X」なんてのを作るつもりなのか!?
彼女たちが無事に地球に帰還することを祈ります・・・・・(笑)。

 

2001年1月

アート・オブ・ウォーTHE ART of WAR

監督:クリスチャン・デュゲイ 出演:ウェズリー・スナイプス アン・アーチャー マリエ・マチコ ケリー・ヒロユキ・タガワ マイケル・ビーン ドナルド・サザーランド 他

国連が舞台の国際犯罪もの、なんだけれど。。。。うーむ・・・・。
ウェスリー・スナイプスは国連の要人おかかえの秘密工作員で・・・。えーと・・・。
うう・・・。なんて印象の薄い映画なんだろう(汗)。コレといった感想が出ないぞ。弱ったぞ(笑)。
ま、そういう映画でした。どうもすみません・・・・。
タイトルの「アート・オブ・ウォー」は孫子の兵法からとったらしい。
しかし、孫子の精神はち〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っとも作品に反映されてなかった・・・。スタイルを中国風にすればいいってもんじゃないぞ〜。

##久々の蛇足。人畜無害のドナルド・サザーランドなんて、写す価値ナシ(笑)!!


ダンサー・イン・ザ・ダークDANCER IN THE DARK

監督:ラース・フォン・トリアー 出演:ビヨーク カトリーヌ・ドヌーヴ デイヴィッド・モース ピーター・ストーメア ジョエル・グレイ 他

★注意!!オールネタバレ感想です。未見の方で、観ようと思っている人は読んじゃダメ!★

ビョークが演じたのでなければ、こんな作品に感想なんか書いてやるもんか!!
・・・・・・と、過激に始まりましたが(笑)、いや、考えれば考えるほど、トリアー監督の作り方が腹立たしい。
別にストーリーうんぬんってのはない。不幸のつるべ落しにも文句は無い(ちょっとあるかな^^;)。腹が立つのは、カメラの動き!なんなの?あのぶれまくりカメラは!?ドキュメンタリータッチにしたかったですって?あんな風に「現場」を伝えようとするドキュメンタリーがあるか!?ちょっと変わったことしてやろうっていうスケベ心しか感じません。あのカメラからは。余所の掲示板にも書きましたが、ビョークの豪速直球ストレートな演技をまともに受け止めるだけの度量がないのか!おまえには!!真剣に語る人の気持ちをまぜっかえすような、不快感しか感じなかったんです。あのぶれぶれカメラからは。

監督の罪は横に置いといて、、、、、、やはり、何はなくともビョークの演技です。いや、存在感です。存在そのものです。監督の姑息な方法論をも粉砕してあまりある、彼女自身です。
何もファンだからそう思うってわけではないのですが・・・。いや、ちょっとはそうかな(笑)。

私は、セルマの中に、私自身を見てしまった。セルマの運命の中に私自身を見た。だから最後の処刑は、まるで自分が吊るされたように感じてしまった。いや、「感じた」んじゃないな。「クリスマス・キャロル」の主人公が、自分の未来を見せられた時のような感覚かな。
この映画に「母性愛」を強く感じる、という意見をよく見る(読む)のですが、それは私は違うと思う。
彼女は、「自分の犯した罪」にがんじがらめになっているだけなんだと思う。その罪をあがなうだけの存在だと自分を決め付けてしまっているんだと思う。
セルマの罪は、「失明すると知っていながらジーンを産んだ」こと。その理由「赤ちゃんを自分の手で抱きたかったから」、も罪だと思っている。その罪のための「罰」は甘んじて受けなければならない、と思っている。「罪深い自分が幸せになってはいけない」と。
だから彼女は自分のための手術費を貯めない。ジェフの愛を拒否する。息子を愛さない。自分をも愛さない。
唯一の楽しみ、ミュージカルへの愛を除いて・・・・。

神に対しての「罪」ではなく、息子ジーンに対しての「罪」だと思っている。
セルマの気持ちはわからなくもない。いや、よくわかる、というか、思い当たる。
自分のしたことの報いを受けなければならない、というのは私もいつも思っていることです。いつか、このことの報いが私にふりかかる。その時はじたばたせず、甘んじて罰を受けよう。それが当然。
そういう考え方は、一般的に「強さ」であると言われる。でも本当は違うと思う。本当の「強さ」は、罪を犯す自分を見つめ、同じ過ちをすまいと決意することだと思う。
セルマは「罪」を悔いてはいても、自分を見つめようとはしていない。自分を変えようとしていない。他者(息子を含め)とのつながりから、何にも学んでいない。傲慢だ。それはほとんど「自己愛」に近い。
金を奪ったビルに最後まで同情的なのも、「リンダの愛を失いたくない」一心の彼と自分が同類だと思ったからだ。
この二人、とてもよく似ていると思う。心の秘密を守るためならなんだってやる。ビルは、そんな自分に嫌気がさしている。もうとうの昔から。だから「殺してくれ」と頼んだのだ。

「罰」を受ける「勇気」はあっても、自分を変えようとする「強さ」がないセルマ。
それが彼女をあの結末に導いていく。
イヤだ。私はあんな結末はイヤだ。「強くなれなかった」という彼女のセリフがむなしく響く。反面教師にしなければ。そうしなければ・・・・。

ビョークは雑誌か何かのインタビューで「監督よりも私のほうがセルマを理解している」と言ったらしい。
セルマは確かに生きていた。映画の中だけど。セルマの中の何かと私の中の何かが、シンクロした。後味の悪い映画だった。救いが無い映画だった。
それでも、私にとっては忘れられない作品であるのは確かだ。


13デイズTHIRTEEN DAYS

監督:ロジャー・ドナルドソン 出演:ケビン・コスナー ブルース・グリーンウッド スティーブン・カルプ ディラン・ベイカー マイケル・フェアマン 他

まるでNHKのドキュメンタリーを見ているような、とてもまじめなつくりの映画でした。
こういう戦争や国際的事件を扱ったものは、本当はその前後の経緯をも考慮した上で語らなければならないと思う。でも、不勉強な私は、あまりにも知らないことが多すぎる・・・(^^;。
でも、そんな私でもちょっとくらい感想を言ってもいいよね。無謀だけれども、始めちゃおう。
##よし、これで逃げ道は作ったぞ(爆)。

観る前は「ケビン・コスナーが参加している政治劇」ということが、いじょ〜に引っかかっておりました(笑)。どうせアンタの見せ場満載の映画なんでしょ、と勝手に思ってしまってたので。でもまぁこれくらいの露出なら許そう、などとまた勝手に思ったりして(笑)。

これはアメリカの側から見た「キューバ危機」。ケネディ大統領と彼の側近達が、いかにして「核戦争」を避けようとしたのかが克明に描かれていると思う。
時々、映像がモノクロになってたけど、あれって何の意味があったんだろう。当時の新聞やTV映像のような雰囲気を出したかったのかなぁ。それにしては、モノクロの場面につながりが無かったような。こんな小細工はいらないなぁ。せっかく硬派な作品に仕上がってるのに・・・。
しかし、JFKをアメリカ人でない俳優に演じさせていたのは良かったのではないかな(JFKを演じたB・グリーンウッドはカナダ人)。アメリカ人でない私が言うのは余計なおせっかいだとは思うけど、決まったイメージのある有名アメリカ人俳優が演じてしまうと、製作者が意図しない思惑が勝手に作品にくっつけられてしまうかも、と思うので。。。。。

いや、ミーハー心をぶつけてしまうと、単純にケネディ兄弟はカッコよかった(^-^)!特にロバート!!
常に慎重な態度(たとえ非公式な発言であっても)のもとで発言しなければならないJFKと違って、わりと自由奔放に発言することが許され、しかも行動もすばやくて、当時36歳だと言う若さで政界の長老たちと対等にやりあい、ソ連の要人たちとも渡り合う、その言動がいちいちカッコ良かったのであります(^-^)。
声もね〜、重厚な響きの声のグリーンウッド(兄ジョン)と、いかにもアメリカ人青年風のちょっと甲高い声のS・カルプ(弟ロバート)との対比が、私の耳にはとても心地よかった。
それから、「この中で誰かが臆病者になるのです」と、トルコのミサイル撤去案を出したアドレイ・スチーブンソン!なんだか
三国志赤壁の戦いの黄蓋みたいにカッコ良かったぞ。彼が発言した時はそろってみんなが否定したのに、国連安全保障理事会での彼の戦いっぷりの見事さに、大喝采!
いやー、老兵(?)なりともちゃんと見せ場があるんですなぁ。しかもこのエピソード、脚色したものじゃないってのもスゴイなぁ。”Yes or No?”うーん、カッコいい〜〜!←のん気(^^;
海上臨検の瀬戸際での緊張感もスゴかった。マクナマラの「これは言語なんだ!」と叫ぶ姿にも感動・・・。

「核戦争」の恐怖を感じさせる演出が、とてもさりげなくてかえってずし〜んと響いてくる。
テオドア・ソレンセンのセリフ「想像を越えたことは書けない」。キューバ空爆、米ソの応酬、そして核戦争・・・。彼の感じた核への恐怖が、間接的に伝わってくる。
大統領顧問ケネス・オドネルが、教会の祈りの列に吸い込まれるように並ぶシーン。常にケネディ兄弟と共に最善の選択をしているつもりであっても、祈らずにおれないという彼の心情が伝わってくる。
そして、運命の日曜日。いつものように太陽が昇り、朝を迎えることができた喜び。
核爆発って、太陽が発するエネルギーそのものなんですよね。核戦争が回避できたことを、昇る太陽で表現するなんて、ちょっとスゴイ。これって、核兵器を生み出した(そして、それをもてあましている)人類への最高の皮肉?
最悪の事態を回避できた最大の要因を「善い人」という言葉で表現しているのも、大胆というか、やっぱそれしかないよね、と思いました。
ソ連大使の言葉は史実なんだろうか?私にはわからないけれど、核戦争だけは絶対に避けなければ、との強い思いを「善い心」としているのはなんだかうれしい。ほっとする。人間の「善い心」が、戦争を、滅亡のシナリオを書き換えていけるはずだと私は思うし、そうしていかないといけないと思う。
ケネディ兄弟が「フルシチョフも戦争を避けたいはずだ」と第一書簡を信じて返答したように、人間の「善い心」を常に選ぶことができれば、未来はきっと・・・。

しかし、アメリカっていいよね〜。自国の歴史をこんなに堂々と映画にできるんだものね〜。ぜひソ連(ロシア)側からの「13デイズ」を観てみたいですな。フルシチョフにしてみれば13日間どころではなかったかもしれませんが。あ、キューバ側からのも観てみたい。キューバ、悲惨すぎる・・・。大国にいいように振り回されているだけだもの。
思えば、キューバ危機、と言われながらもキューバ自体は場所を提供させられただけって気も・・・。
それにしても、人類の未来を取り戻した英雄のようなJFKが何故ベトナムを・・・何故女遊びを・・・。あぁ〜〜、やめましょうね〜〜<ぢぶん(^^;;;;

あ、蛇足かもしれないけど、キューバ危機唯一のアメリカ側の犠牲者、U2機のパイロットは破格の扱いでしたね。クレジットにはトップで出てきたし、「戦死」と言っていたし。
「君は信仰心はあるか?」「はい、もちろんです。」「良かった」
なんでもないようだけれど、やはりぐっときましたよ〜。このやりとりは。

最後、やっぱりちょこっと涙が出そうになりました。
この後のケネデイ兄弟の運命を連想してしまったからでしょうか。
ちなみにこの作品、2回観ました。どうも気に入ってるみたいです。。。。。<ぢぶん

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