99年10月16日更新

上高地 秋色

1999.10.13

例年このころ錦繍を纏う上高地も、この秋の異常なまでの暖かさで秋色いまだ淡しの感。


下の写真をクリックすると、大きな写真(800*600)が現れます。
やがて、木はいのちを燃やしつくすように、色づいた葉を落とし、天から舞い降りてくる雪を、はげしく、しずかに受け入れるだろう。


河童橋近くの、原生林にて。
ふいに風が走った。いつか、立ち枯れた木がついに力尽くとき、風はどんなうたをうたうのだろうか。


  大正池にて。
  
さえずりも風の音もなかった。澄明な水が音もなく流れていくだけだった。


   田代池にて。
  
どちらともなく寄り添うて鴨浮寝
            芳煌
かれらも寄り添って年を重ねていくのだろうか。父の遺した俳句を、ふと思い出した


    梓川にて。
原生林が切れ、ふいに空が開いた。


   田代池近くにて。
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