☆流星、基礎の基礎
それではまず最初に、流星についてなにも知らない人のために、ごく初歩から説明しましょう。ある程度知識のある人は、軽く読み飛ばすか、笑い飛ばしてやってください。

 1:流星ってなに?
 流星は、普通、流れ星と呼ばれています。星が流れるというくらいだから、星図にあるような星が流れるかとお思いかもしれませんが、残念ながらそうではありません。宇宙空間には、チリのような小さな物質が多数浮遊しています。そういった物質が、地球の引力に捉えられ、大気圏に突入するときに発光する、それが流星として我々の目に見えるのです。

 2:流星を見たことがありますか?
 流星は、我々にもっとも身近な天文現象の一つですが、以外と実際に流星を見たことがある人は、少ないみたいです。理由は、我々現代人は忙しいので、いつ流れるとも分からない流星を見るために夜空を見上げている暇がないこと、それに、日本中都市化してしまって夜も明るいため、暗い流星を見つけることができないということになるでしょう。もし、まだ見たことがない人は、晴れていれば今晩にでも夜空を見上げてください(できるだけ暗いところがよい)。季節や時間帯にもよりますが、10分から30分も見ていれば、必ず流星に出会えるはずです。

 3:流星っていつ流れるの?
 残念ながら、何時何分にどの方角で、というのは、誰にも分かりません。ただひたすら、ぼーっと夜空を見上げているしか、ないでしょう。
しかし、見えやすい時間帯、時期や方角というのはありますので、それは追々説明していくことになるでしょう。

 4:流星の正しい?見方
 いつ流れるか分からない流星を見るために、長時間夜空を眺めているのは、けっこう疲れます。立ったり、座ったりの姿勢では、首が痛くなりますし、見える範囲も限られてきますので、思い切って地面にシートかなにかを敷いて、寝転がって空を見上げてみましょう(冬は防寒対策を忘れずに)。地面と一体化して夜空を見上げると、視野も広くなるし、なによりも楽に空を眺めることができます。しばらくそうやっていると、必ず視野の端を、流星がかすめるはずです。でも、いくら楽だからといって、星空のふとんに抱かれて、そのまま眠ってしまわないようにね(笑)。

 5:流星と間違いやすいもの

蛍(ほたる)
 まさか、
肉眼で見ていて、蛍と流星を間違う人はいないでしょうけど。蛍はいいですねぇ。夏の風物詩です。しかし、天体写真を撮る人にとって、蛍が映り込むと、せっかくの写真が台無しになるということがあります。でも、逆に効果的に使って、幻想的な写真に仕立てるという手もあるそうです。

飛行機
 赤と白(緑)の光を点滅させながら、空を横切るものがあれば、それは飛行機です。高度はまちまちですが、当然流星よりは低いところを飛んでいます。

人工衛星
 ずっと高いところを、点滅せずにすーっと一定速度で通る光があれば、それは人工衛星です。人工衛星が見えるのって知っていました?。人工衛星もまた、月や惑星と同じように、太陽の光を受けて、光って見えるのです。

UFO?!
 オレンジ色の光を放ちながら、ジグザグ飛行をしたり、パッと消えたりするものは、たぶんUFOと思われますが、私は見たことがないので、詳しいことは分かりません。まあ、未確認飛行物体というくらいですから、そんなにいろんな人に確認されたんじゃ、向こうもたまったものじゃないでしょう(笑)。

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