nakacornの住む京都についての案内。
京都といえば神社やお寺と名所は数え切れぬほど。しかし、地元だけあってそのほとんどの地を訪れたことがないという。小さい頃にいろんなところに行ってるはずだが、もちろん記憶はない。地方からやってくる友人にすら案内できないというありさまである。
ここでは京都の定番だけでなく、ガイドブックには載ってない穴場的スポットを含めて紹介する。


京都駅
 京都駅ビル  東寺  梅小路公園  西本願寺  東本願寺  京都タワー  渉成園
 耳塚  豊国神社  京都国立博物館  三十三間堂  智積院  妙法院門跡  泉涌寺
 東福寺

清水
 六波羅蜜寺  大谷本廟  清水寺  茶わん坂

祇園
 ゑびす神社  建仁寺  八坂の塔  一念坂  二寧坂  産寧坂  霊山護国神社
 霊山観音  高台寺  八坂神社  大谷祖廟  円山公園  知恩院  青蓮院

蹴上
 京都国立近代美術館  京都市美術館  京都会館  平安神宮  京都市動物園
 疎水記念館  蹴上発電所  インクライン  南禅寺  無鄰菴

北白川
 禅林寺(永観堂)  哲学の道  法然院  慈照寺(銀閣寺)  大文字山  赤山禅院
 蓮華寺  三千院

出町柳
 下鴨神社  京都御苑  吉田山

北山
 京都府立植物園

宝ヶ池
 京都国際会館  宝ヶ池公園  深泥ヶ池  実相院

貴船・鞍馬
 鞍馬寺  由岐神社  鞍馬山  貴船神社

北野白梅町
 大徳寺  北野天満宮  平野神社  華苑寺(金閣寺)  等持院  龍安寺  妙心寺
 総本山仁和寺  広沢池

嵯峨
 大覚寺  化野念仏寺  清滝トンネル  嵐山・高雄パークウェイ  神護寺

嵐山
 天龍寺  車折神社  渡月橋  嵐山公園  モンキーパークいわたやま
 トロッコ電車  松尾大社  華厳寺(鈴虫寺)  西芳寺(苔寺)


 西京極総合運動公園  桂離宮  陸上自衛隊桂駐屯地  善峯寺  光明寺

伏見
 伏見稲荷大社  御香宮  伏見桃山城  明治天皇伏見桃山陵  城南宮

山科
 天智天皇山科陵  毘沙門堂  勧修寺  随心院  醍醐寺

宇治
 平等院  三室戸寺


 
渉成園
渉成園 所在地
 京都市下京区下珠数屋町通間之町東入
 東玉水町
電話
 075-371-9182(東本願寺)
拝観時間
  9:00〜16:00
拝観料金
 寄付金志納
駐車場
 なし
アクセス
 JR京都駅下車徒歩10分
 京阪電車京都線「七条」駅下車徒歩10分
URL
 www.tomo-net.or.jp/guide/syoseien
渉成園は、東本願寺(真宗本廟)の飛地境内地で、周囲に枳殻(からたち)が植えてあったことから枳殻邸(きこくてい)とも呼ばれている。
この地は、もともと平安時代初期(9世紀末)嵯峨天皇の皇子左大臣源融(みなもとのとおる)が、奥州塩釜の景を移して難波から海水を運ばせた六条河原院苑池の遺蹟と伝えられている。その後、1641(寛永18)年、徳川家光によってその遺蹟の一部を含む現在の地が寄進され、1653(承応2)年、第13代・宣如上人の願いによって石川丈山が作庭した。

石川丈山が手がけた回遊式庭園は広大で、都会の中のオアシスという雰囲気を醸し出し、荒んだ心を落ち着かせる。印月池から侵雪橋、縮遠亭を望む景観をはじめ、春は桜、秋は紅葉などと、いつ行っても静かで美しい景観を楽しむことができる。

ここは京都駅からも近く、いちばんのお薦めどころ。七条通りや河原町通りの喧噪から抜け出し、ゆっくり心を静められるだけでなく、春夏秋冬様々な景観を与えてくれる。
さらにいいところは、観光客が少ないことだろう。京都はどこもかしこも観光客で溢れかえっているが、ここはひっそり佇んでいる。
以前は東本願寺で受付をする必要があったが、現在では直接拝観可能。拝観料金はないが、運営維持のための寄付金が必要。

受付前 漱枕居へ ろう風亭前
印月池と京都タワー 侵雪橋より印月池 錦鯉
侵雪橋 回棹廊
回遊通路 臨池亭 臨池亭から滴翠軒


 
耳塚
耳塚 所在地
 京都市東山区大和大路通正面西入ル
電話
 なし
拝観時間
 24時間
拝観料金
 無料
駐車場
 なし
アクセス
 市バス206系統「博物館三十三間堂前」
 下車徒歩5分
 京阪電車京都線「七条」駅下車徒歩5分
URL
 なし
天下を統一した豊臣秀吉が、さらに大陸にも手を伸ばそうとして朝鮮半島に侵攻した時、討ち取った朝鮮・明国兵の耳や鼻をそぎ落として持ち帰ったものを葬った塚で「鼻塚」とも呼ばれる。
古墳状の盛り土をした上に五輪塔が建てられ周囲は石柵で囲まれている。
慶長2年(1597年)に築造され、同年9月28日に施餓鬼供養が行われた。この供養は秀吉の意向に添って相国寺住持西笑承兌が行ったもので、京都五山の僧を集め盛大に行われたといわれている。

国内の戦では戦功の証として相手の首を持ち帰るのが常であったが、朝鮮からは距離があるため、かさばらないよう首の代わりに小さい耳・鼻だけにし、塩漬けにして持ち帰ったとされる。また、兵だけではなく一般の男女も多数殺害されたらしい。
日本による最初の外国侵略とされる歴史を今に伝える遺構である。

観光バスで訪れるなど、ツアーにまで入っているようだが、これだけを目的とするほどのものではない。
京都国立博物館や、三十三間堂、豊国神社のついでに時間つぶしとして訪れるくらいでいいだろう。


 
三十三間堂(蓮華王院)
三十三間堂 所在地
 京都市東山区三十三間堂廻町
電話
 075-561-0467
拝観時間
  8:00〜17:00
拝観料金
 \600
駐車場
 無料
アクセス
 市バス206系統「博物館三十三間堂前」
 下車徒歩1分
 京阪電車京都線「七条」駅下車徒歩5分
URL
 なし
正式には蓮華王院といい、長寛2年(1164年)鳥辺山麓(現、阿弥陀ヶ峰)の後白河上皇、院政庁「法住寺殿」の一画に平清盛が造進した。約80年後に焼失したが、すぐ復興に着手し、文永3年(1266年)に再建された。その後、室町、桃山、江戸、昭和と4度の大修理により700年間保存されている。長いお堂は和様の入母屋、本瓦葺きの「総檜造り」で約120m、正面の柱間が33あることから「三十三間堂」と通称され、堂内には1001体もの観音像がまつられる。また、見落としがちだが、境内、南の通称「太閤塀」と呼ばれる築地塀と南大門は、ともに豊臣秀吉ゆかりの桃山期の気風にあふれた重文、建造物である。

堂内は静寂で厳粛な雰囲気が漂う。その圧倒される観音立像は、中央の巨像(中尊)を中心に左右500体(重文)、合計1001体がご本尊である。正しくは「十一面千手千眼観世音」といい、像は檜材の「寄木造り」で、頭上の11の顔と40本の手(38本と2組み)に表現される。中尊は、大仏師湛慶(運慶の長男)82歳の時の造像で鎌倉期(建長6年)の名作と評価される。等身立像の中、124体はお堂創建時の平安期のもので、後の800余体は鎌倉期の再建の折に約16年かけて復興されたものである。

毎年1月中旬に行われる「楊枝のお加持」では、境内が無料公開され、全国から約2万人が集まる。西庭では、終日、古儀の通し矢にちなむ弓道大会が催され、成人を迎えた女性たちの晴れ着での競技は、正月の風物詩となっている。

堂内に入ると、初めは圧倒されるかもしれないが、徐々に心を落ち着かせてくれる。堂内だけでなく、庭を散歩するのもいい。南大門は街中に溶け込んでいるので意識しなければ見落とすだろう。

受付前 お堂外観 南大門


 
京都市動物園
京都市動物園 所在地
 京都市左京区岡崎法勝寺町
電話
 075-771-0210
開園時間
  9:00〜17:00
入園料金
 \500
駐車場
 なし(岡崎公園地下駐車場を利用)
アクセス
 市バス5,32,100号系統「動物園前」下車
 所要時間 約25分
URL
 www.city.kyoto.jp/bunshi/zoo/
明治36年に開園した、日本で上野動物園の次に古い動物園で、平成15年に開園100周年を迎えた。
平安神宮、京都市美術館、琵琶湖疎水にはさまれた限られた敷地のなかに、所狭しと動物たちが集まる。さぁっと回ると30分くらいで園内を一周できるが、1日かけてゆっくり回るのもいい。
時間毎にイベントがあったり、ヤギやウサギなどと触れあえる広場、観覧車などの遊具施設もあり、小さなお子さまを楽しませるには格好の場所。実際、小さなお子さまを連れた家族連れがほとんどで、他には絵を描く学生さんなど。ひとりで行ったりすると浮くかもしれない。
季節毎に自然を楽しみに行くのもいい。春は園内いっぱいに桜が満開となり、南側の疎水には花びらが浮かぶ。秋は見事な紅葉、冬は見事な雪景色。夏は…、申がプールに飛び込んだり、ホッキョクグマが氷と遊ぶのを見るくらい。
園内にはベンチも多く、景色がいいので、お弁当を持って訪れるのもいいだろう。

フンボルトペンギン アジアゾウ アカゲザル
マンドリル カリフォルニアアシカ 園内遊具


 
京都府立植物園
京都市府立植物園 所在地
 京都市左京区下鴨半木町
電話
 075-701-0141
開園時間
  9:00〜17:00
 10:00〜16:00(温室)
入園料金
 \200
 \200(温室、別途)
駐車場
 \800
アクセス
 地下鉄烏丸線「北山」駅下車徒歩3分
 所要時間 約20分
URL
 www.pref.kyoto.jp/plant/
「京都でいちばんお洒落」とされ人気のある北山。その北山通りと鴨川にはさまれた場所に位置する。
もともと緑が豊富な地域にあるため、わざわざ入園するまでもないと思いがちである。しかし、入園料は\200-とお手頃なので、北山通りで買物した後に、北大路駅まで歩くつもりで入園してみよう。きっと満足し、和やかなな気分になるに違いない。

北山門から入園すると、西に向かってつばき園、針葉樹林、梅林、桜林と続き、園内唯一の自然林であるなからぎの森が自然的な景観をつくっている。
桜林を南下すると、すぐにチューリップが見事な正面花壇があり、その西側には、約4,500種類25,000本の熱帯植物を一年中観賞できる日本最大級の観覧温室がある。
ちなみに、この観覧温室は別料金で\200-が必要。

正面花壇を東に向かうと、たくさんのバラが観賞できる造形花壇があり、さらに東にくすのき並木を抜けると西洋の雰囲気に満ちた洋風庭園がある。ここには噴水や滝があり、清涼を感じることができる。

ここから北に向かうと、広大な芝生の大芝生地がある。ここでお弁当を食べるのもいいが、必ずと言っていいほどボール遊びをしてる子供がいるので、気をつけないといけない。

さらに北に向かうと、はなしょうぶ園や竹笹園があり、そこを抜けると再び噴水が現れる。ここは北山門前広場で、園内を一周してきたことになる。

ゆっくり歩いてひとまわり60分程度、ここから北山門を出て鴨川沿いを歩くもよし、正面花壇まで戻って正門から北大路に出るもよし、気ままに帰途につこう。

北山門 桜林 観覧温室
正門花壇 くすのき並木 大芝生地
洋風庭園 洋風庭園噴水 北山門広場噴水


 
総本山仁和寺
総本山仁和寺 所在地
 京都市右京区御室大内33
電話
 075-461-1155
拝観時間
  9:00〜16:30
拝観料金
 御殿 \500(\300)
駐車場
 あり \500
アクセス
 市バス26号系統「御室仁和寺」下車
 所要時間 約40分
URL
 web.kyoto-inet.or.jp/org/ninnaji/
仁和寺の歴史は第58代光孝天皇によって先帝の菩提を弔い、仏法の興隆を図るため「西山御願寺」と称する一寺の建立を発願されたことに始まる。それから、応仁元年(1467年)に始まった「応仁の乱」による焼失を経て、その約100年後の徳川幕府3代将軍「家光」の時代になって再興されたという。

平成6年(1994年)に古都京都の文化財のひとつとしてユネスコの「世界遺産」に登録された。

境内に広がる御室桜は遅咲きで有名である。
桜のシーズンを除けば混雑することはないので、ゆっくりしたい人にはお薦め。
ただし、たいした見所はないので期待しないように。

広大な境内 1 御殿から望む中庭 御殿通路
御室桜 1 御室桜 2 広大な境内 2


 
城南宮
城南宮 所在地
 京都市伏見区中島鳥羽離宮町7
電話
 075-623-0846
拝観時間
  9:00〜16:30(庭)
拝観料金
 \400
駐車場
 約200台(無料)
アクセス
 地下鉄烏丸線「竹田」駅下車
 市バス南系統「城南宮東口」下車
 所要時間 約20分
URL
 www.jonangu.com/
城南宮が鎮まる鳥羽の地は、平安京の表玄関にあたる交通の要衝であり、鴨川に臨む水郷の景勝地でもあった。やがて貴族の別荘が建てられるようになり、平安時代の末には白河上皇が壮大な離宮を造営して院政をはじめた。その後、上皇の御所や御堂、また貴族の宿所などの建物が建ち並び、人々が行き交う様子は都遷りのようであると形容された程である。こうして白河、鳥羽、後白河、後鳥羽上皇と4代150年にわたり政治・文化の中心となり副都心の賑わいを見せたといわれている。

「方除の大社」と仰がれる城南宮には、建築や転宅、安産、交通安全の祈願に全国から集まる。

公共交通機関を利用してまで訪れる価値はない。京都南インターから近い(ほぼ出口)ので、車でちらっと寄ってみるくらいならいいかも。有料ゾーンの庭を見たいとか、安全祈願という目的があるのなら別だが、特に惹かれるものは存在しない。

社務所 本殿 神楽殿