りあるばうとはいすくーる 不覚のサムライガール
「ごほっごほごほっ」
 御剣涼子は身体を大きく曲げて、激しく咳き込む。
 まわりにいる女生徒と比べても大柄で、ちょっぴり逞しい身体つき。整っているが、可愛いというよりは美人、
美人というよりは凛々しいという表現がピッタリくる美貌の持ち主である。
 きりりとした濃い眉に高い位置で結ったポニーテールといった風貌は、テレビの時代劇に出てくる
元服前の若武者を髣髴とさせる・・・のだが、今日はいつもと違っていた。
 今朝の涼子は明らかに具合が悪そうだった。
「涼子ちゃんおはよう」
 涼子とは対照的なおとなしそうな少女−結城ひとみが涼子に挨拶をする。くせのない黒髪は胸まであり、
前髪を白いヘアバンドで留めておでこを出している。野暮ったい感じの黒いフレームの眼鏡越しに見える
大きく澄んだ瞳が印象的である。
「お、おは、おはよっくしょん」
 涼子は挨拶の途中、耐え切れず大きなクシャミをする。
「り、涼子ちゃん風邪?大変そうね」
 ひとみは苦笑いする。
「取り合えず大丈夫・・・」
 とても大丈夫とは言えない顔つきで涼子は答えた。
 
「悪いわね。ひとみ」
 取り合えず根性で全授業を受けた涼子だったが、事態は朝より数段悪化していた。
「こういう時、南雲先生がいてくれたらありがたいんだけど」
 涼子に肩を貸していたひとみがつぶやく。
 南雲とは、彼女達の担任で史上最強の教師南雲慶一郎のことである。
「失踪しているんだから、愚痴を言ってもしょうがないよ」
 涼子は苦笑いする。
「ふーん」
「ふーんって?」
「最初のころは、何かと南雲先生に突っかかっていたのに、変わったなって思って」
 ひとみは微かに笑う。
「いや、ほら、いちいち突っかかってても仕方ないじゃない」
 涼子はわざとらしく笑う。実は涼子は、南雲が失踪する理由を知っていた。
 そしてその重要性も理解している。
 知らなかったころなら間違いなく失踪した南雲のことを批判していた。しかし、真実を知ってからは
能天気に批判できるほど涼子は器用ではなかった。
「そう?」
「な、なによひとみ?えらく絡むけど」
「そう?涼子ちゃんの気のせいよ」
 ひとみは右手の人指しを立ててニッコリと微笑む。
「あ、そう」
 涼子はそこで話を切り上げることにする。これ以上話すとボロが出そうだと判断したのだ。
「ありがとう」
 自宅についた涼子は、手を挙げて礼をいう。
「大丈夫?」
「うん。大丈夫大丈夫」
 ひとみに向かって手を振りながら歩き出す。
「大丈夫だあぁあぁぁぁ」
 涼子は玄関にあった僅かな段差を踏み外して派手にこける。
「だ、大丈夫?涼子ちゃん!」
「あ痛たたたたた。大丈夫大丈夫ぅ」
「もう全然大丈夫じゃないじゃない!」
 涼子は、駆け寄ったひとみに助け起こされる。
「やっぱり部屋まで付き添うことにする」
「いや、面目ない・・・」
 涼子は情けなさそうな顔をしながらスカートについた埃を払った。

「涼子ちゃん。やっぱり、薬、無いみたい」
 ひとみが水の入ったコップを持って、申し訳なさそうな顔をして入ってくる。
「あーやっぱり?まどかさん。まだ補充してなかったんだ」
 涼子はガックリと肩を落とす。
 まどかさんとは、涼子の父の妹。つまり涼子の叔母にあたる人物で、
海外の遺跡を飛び回っている涼子の父親の代わりに涼子と同居している
看護士である。
「仕方ない・・・出来れば頼りたくなかったけど・・・」
 涼子はノロノロと机に向かい、一番下の引き出しを開ける。
「なに?」
「親父殿が送ってくれた外国の薬があるんだ・・・これだ」
 涼子は引き出しから怪しげな藁半紙の包みを取り出す。
「それ・・・大丈夫なの?」
 ひとみは心配そうに尋ねる。
「判らない。でも、風邪を長引かせて剣術の稽古を休むことのほうが
苦痛だわ」
 涼子は笑う。
「水、貰える?」
 藁半紙の包みを開きながら、涼子はひとみの方に手を差し出す。
「あ、はい」
 ひとみは手にもっていたコップを涼子に渡す。
「えいっ!」
 涼子は包みの中身を水と一緒に飲み込む。
「にぃぃぃぃぃがぁぁぁぁぁぁぁい」
 涼子は顔をクシャクシャにする。
「あ、でもほら、良薬、口に苦しっていうじゃない」
「だといいんだけどね」
 ひとみのフォローに涼子は苦笑いで答える。
「もう大丈夫だと思う・・・」
「そう?じゃあ、帰るね」
「うん。ありがとう」
 涼子はニッコリ笑ってひとみに手を振る。
「じゃあ、お大事に」
 そういってひとみがドアに手をかけたときだった。
「あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
 いきなり涼子が獣のような呻き声とも叫び声ともつかぬ声をあげる。
「どうしたの涼子ちゃん」
 ひとみは慌てて振り返る。
「あ、あついぃ」
 涼子は制服に手をかけたかと思うと一気に引き裂く。
 涼子の形の良い乳房がぶるるんと揺れて飛び出す。
「り、涼子ちゃん・・・」
 ひとみは大きく息を呑む。
「薬飲んだら・・・全身が・・・熱くなって・・・」
 涼子は自分の豊満な乳房を鷲掴みにして乱暴に揉みしだく。
「ひぃやぁ」
 涼子は奇声に近い声をあげて腰砕けにへたり込む。
「だ、大丈夫?涼子ちゃん」
「だ、大丈夫じゃないみたい・・・」
 ひとみの問いに涼子は弱々しく答える。
「大丈夫じゃないって、どうしたの?」
「あ、アソコが、熱い・・・」
「アソコって?どこ?」
「こ、ここよ」
 涼子はひとみの手を掴むと、自分のスカートの中に導く。
「え゛?えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ〜」
 ひとみは目を大きく見開いて、涼子のスカートをめくりあげる。
 ひとみの手の中に納まっているもの・・・それは涼子のショーツから
凶暴に隆起しはみ出した肉の棒だった。
「ここここここれって、まさか」
 ひとみは慌てて手を離そうとするが、涼子がそれを許さない。
「ひとみの手、冷たくて気持ち良いぃ」
 涼子は瞳をとろんとさせてる。
「り、涼子ちゃん。こ、これって、男の人の・・・なんで?」
 お泊りなどで、一緒にお風呂に入った事も一度や二度ではないから、
実は涼子が男でしたというオチでないことは確かである。
 では何故、涼子の股間に男性器が生えているのだろうか?
「あひゃう」
 涼子はひとみの手をつかって自らの剛棒を上下に扱かせる。
「ち、ちょっと涼子ちゃん」
「お゛ねがいひとみ・・・切ないの」
 涼子は、涼子らしからぬ弱々しい声でひとみに懇願する。
「う・・・わ、解った」
 信じられないほど弱気になった親友の頼みを無下に断われるほど、
ひとみは薄情ではなかった。
「こう?」
 ひとみは自らの意思でゆっくりと涼子の剛棒を片手で擦る。
「あ゛う」
 涼子はビクンと派手に身体を震わせる。
「り、涼子、ちゃん?」
「い、いや、予想以上に、気持ち良くて」
 涼子は目をトロンとさせていう。
「そう・・・」
 ひとみは剛棒を擦るのを再開する。
「ひとみ、ごめん!」
 涼子はひとみの頭を掴むと、自らの剛棒へと引き寄せる。
「はうっ」
 ドピュ、ドピュ、ドピュルッ!
 呻き声と共に涼子の剛棒の先端から白濁した液がひとみの顔面めがけて
大量に放出される。
「り、涼子ちゃん・・・」
 ひとみは、顔にかかった白濁の液を手で拭いその臭いを嗅ぐ。
 その瞳に正気の色はなかった。
「いい臭い」
 恍惚とした顔でひとみは手についた体液をひと舐めする。
「ひ、ひとみ?」
 友人ひとみの豹変に、涼子は一瞬正気を取り戻す。
「もっろちょうらい」
 酔ったような呂律の回らない口調でひとみは、涼子の剛棒を咥える。
「うわっはっ、それひぃい」
 涼子の顔が痴態に歪む。
 ジュプ、んぁ、ジュボ、ひぃ、ジュバ、んぁ。
 卑猥な濁音と涼子の喘ぎ声がハーモニーを奏でる。
「ひとみ・・・」
 涼子はごく自然な動作でひとみの上着のボタンを器用に外していく。
 純白のブラジャーのフロントフォックを外すと、以外にも大きく育った
双球がこぼれ落ちる。
「うーん。いつ見ても綺麗なオッパイ」
 涼子は心底羨ましそうな口調でつぶやく。
「ひょんなぁことにぁいひょ」
 ひとみは涼子の剛棒を咥えたまま否定する。
「だってさぁ」
 涼子は手早く上着を脱ぎ去り自分の胸をさらけ出す。
「大きいだけだもんねー」
 涼子は大きなため息をつく。
「そんなことないよ!」
 ひとみは力強く断言し、涼子の乳房を「わしっ」と掴む。
 わにわにムニムニ
「そんなことないよ・・・」
 そう言ってひとみは晒しだされた涼子の乳首を甘噛みする。
「あふっ」
 涼子は鼻にかかった甘い吐息を漏らす。
「あん」
 ひとみは下腹部を突き上げる硬くて熱いモノを感じて、小悪魔のような
淫靡な微笑を浮かべる。
「これって、すぐに回復するものなの?」
 ひとみは、再び力強く頭をもたげた涼子の剛棒を握る。
「・・・ねぇ涼子ちゃん」
「な、なによひとみ?」
「入れてみようか?」
「入れる?」
 涼子は、ひとみが言わんとしていることを、すぐに理解した。
「入れるって・・・つまり、ナニをするってことだよね?」
 涼子はごくりと息を飲む。
「そう。セックスするの」
 涼子が躊躇った言葉を、ひとみはズバリと言い切る。
「そんなこと、軽々しくいっていいの?」
「あら、涼子ちゃんは興味ないの?」
 ひとみの言葉に、涼子は言葉を詰まらせる。
 剣一筋のサムライガール。普段の言動を見れば、そういうものには
まったく興味がない。いや、むしろ蔑んでいるかのように見られる。
 だが、実際には違っていた。
 涼子が嗜好とする時代劇や時代小説は、ターゲットが壮年以上の男性
ということもあって、男女の色恋沙汰は必須である。
 中には、官能小説も顔負けの濃密な男女の営みが描写されているものも
少なくない。
 気がつけば左手が秘裂を弄っていたことも一度や二度ではない。
「しかも、普通なら絶対に体感することのない、男の快感・・・それに私、
涼子ちゃんにならあげてもいい」
 ひとみのこの一言が、涼子に辛うじて繋がっていた理性の糸を切った。
「ひとみ!」
 涼子はひとみとの体位を入れ替え、自らの剛棒を掴むと、ひとみの秘裂に
押し付ける。
「いくよ?」
 ひとみがこくんと頷くのをみて涼子は、剛棒をひとみの胎内へと押し込む。
「んぁ」
 激痛のあまり、ひとみは身体をへの字に反らしあげる。
「こ、これが・・・」
 包み込まれるような、なんとも表現しがたい快楽が、剛棒の先から腰、
腰から背骨を這い登って涼子の脳を揺さぶる。
 グチュ、ヌチュ、クチュ、ヂュチュ
 押し込めば抵抗し、引き抜こうとすればまとわりついて離そうとしないひとみの
秘肉に、涼子は腰を打ちつけるスピードをゆっくりとあげていく。
「あん、ふん、ひぅ、はぁう」
 ひとみは涙と涎を流しながらよがり悶える。
「あん、どうして抜くのぉ」
 涼子が剛棒を引き抜いたことに、ひとみは抗議する。
「いや、この際だからさ」
 涼子はひとみの腰を掴むとひっくり返す。
「ほら、腰をあげて」
 涼子に促されて、ひとみは腰を浮かせる。
「ひくひくしてる」
 涼子は物欲しげに蠢くひとみの肉襞に剛棒の先端で
二、三度擦りあげると、再び涎の滴る肉壷へと押し込む。
 パツン、パツン。
 肉と肉のぶつかる音が響く。
「んあ、いい、ああ、涼子ちゃん」
「わ、わたしも、き、気持ちいい・・・うぁ、これが、男の快楽!?」
 再び涼子の剛棒の付け根に鈍く心地のよい痛みが走る。
「ひとみ、わたし、もう、また、出る」
「いいよ、膣内に出して、いいからぁぁぁ、あぁぁ」
 ドピュル。ドピュルルルルルルルルルル。
 涼子は三度目とは思えない大量の白濁液をひとみの胎内へと放出する。
『あ、ひゃうあ』
 ふたりは同時に大きな声を上げ、そして同時にその場へと崩れ落ちた。

「ひぇっくしゅん!」
 涼子が恐ろしく色気のない大きなクシャミをあげて目を覚ます。
「はれ?」
 涼子は大きく二、三度瞬くと、自分の姿をみる。
「なんで裸なの?」
 なぜこんなカッコなのか、涼子はゆっくりと自分の記憶を遡る。
「まさか!?」
 慌てて涼子は自分の股間をみる。が、これといって異常はなかった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・は、ひとみ?」
 親友ひとみとの倒錯した官能世界を思い出し、涼子は慌てて周りをみる。
「あ、涼子ちゃん・・・」
 涼子と添い寝するような形で寝ていたひとみが、目を覚ますとぽぉと頬を赤らめる。
「責任・・・取ってね」
 ひとみの言葉に、涼子は石化するのであった。

えんど

正直、書いてて途中で「涼子&ひとみ(リアルバウト〜)」が「かなめ&恭 子(フルメタル〜)」にダッブてしょうがありませんでした。