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| あなたは母校が好きですか? |
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「あなたは母校が好きですか?」
この視点こそが、僕が学歴を考える上で一番大切なことだと思っています。僕が人事で採用していた時には、学歴に対して、この点を重視するようにしていました。勿論、自分の母校に誇りを持って、その理由を明快に語ってくれる学生さんを評価していました。逆に、名門校であっても、不平不満しか出てこない学生さんに対しては厳しい評価を下していました。
理由は2つです
1.母校に帰属意識が持てる人でないと、入社しても会社を好きになってもらえないと思うから
2.母校が好きと答える人は、おおよそ学生時代が充実しているから
理由の1つ目 「母校に帰属意識が持てる人でないと、入社しても会社を好きになってもらえないと思うから」
「愛社精神」とは、古い考え方のように思われるかも知れませんが、僕は必要だと思っています。勿論、会社の為に働く必要はまったくないし、プライベートを犠牲して、会社に尽くせなどとは思っていません。しかし、同じ働いてもらうなら、会社のことを好きになって欲しいと思うのが人情です。この会社を良くしたい、そしてこの会社とともに自分も、また、成長したい。そんなWIN-WINの考え方が出来る人を会社が求めるのは間違っていないと思います。
物事を「斜に構える」と言いますか、なにかにつけ不平不満を述べている人がいます。やはり、このような人とは一緒に仕事をしたいとは思いません。
理由の2つ目 「母校が好きと答える人は、おおよそ学生時代が充実しているから」とは少し乱暴な評価だと言えるかもしれません。
しかし、経験的に母校に対して肯定的なコメントをされる方は、大学時代が充実している方が多かったように思います。
大学生活が充実していた方は話題も多いし、経験の中で学ばれていることも多いですから、結果として評価が高くなりました。
皆さん、それぞれに大学へ入った理由があるとは思います。
第一志望の大学に見事合格された方もいらっしゃるでしょうし、偏差値という「ものさし」で不本意ながら入学された方もいらっしゃると思います。でも、私は入学した経緯に関わらず「母校が好きかどうか」を評価の対象にしていました。
なぜなら、不本意ながら入学したとしても、頭の切り替えが出来る人は、そこでの「やりがい」を見出しますし、何かしら一生懸命やっていると、自分の思っても見なかった適性に気づくことがあります。ですから入学後3年も経てば、入学の理由に関係なく、母校に対しての愛校心を持っていて然るべきだと思っています。
そんな思いもあって、僕は母校にプライドを持っている人を評価してきました。
自分の母校を大切にすることは、結局、自分を大切にすることでもあると言えます。
おまけ <有名大学とプライドについて>
学歴とプライドについてですが、有名大学の方は有名大学出身であることに対してプライドを持っていいと僕は思っています。有名大学を出たら偉いと思ってはいませんが、有名校へ入学されるまでの努力は評価されてよいと思います。難関大学に入学するには、大変な受験勉強があったでしょうし、その努力は評価されてしかるべきです。また、勉強が出来るというのは、人間の多くの才能のうちの一つとして、すばらしいことだと思っています
ただ、プライドは、自分の内面に向かって持つものだと僕は思っています。
プライドは、自分の内面にあって、勇気を生み出すためのエンジンとして使うものですし、他人に対して顕示するものではなく、自分を律していくためのものです。プライドを外に出してしまうと、周りの人間に嫌な思いをさせて、結局、本人の値打ちを下げてしまいます。
プライドは、自分の外ではなく、内面に向かって発揮していけば、すばらしいものになっていくのだと思います。
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