儲けることって悪いこと?それとも。。。

「儲ける」って、悪いことだろうか?

就職活動を始める時の不安の一つに、「企業の目的って、結局、金儲けだよなぁ」って言うのがありませんか?
「金儲け、なんかイヤだなぁ。。。」実は、明らかに悪いことではないけれど、儲けるためには。。。。。。  自分も就職したら、そんな片棒を担ぐことになるんだろうか???
なんか不安だなぁ。。。

まず、儲けることって、本当に悪いことなんでしょうか?
僕が企業に入って学んだことの一つに、「それって、儲かるの?」って言うのがあります。仕事を進めていく上で、実行するのか、止めるのかを判断するときの判断材料としてとても重視します。「やっぱり、企業って儲け主義なんだ。」と思われたかも知れません。では、なぜ、儲けを重視するのか?答えは簡単、儲からないと、その仕事は成功しないし、続かないからです。企業の最も大きな責任は、潰れない(倒産しない)ことです。例えば、お客さんに商品を買って頂いても、会社が潰れてしまっては、アフターサービスは出来ません。また、会社が潰れてしまったら、そこで働いている社員の人は失業してしまうし、社員の家族も困ってしまいます。

潰れないためには、儲けることが必要です。儲けることで、社員にも給料を払うことができるし、儲けたお金を使って、さらによいものを作り出すことができます。(これを拡大再生産と言います。)

お金を儲けなくっても、ボランティアって考え方もありますよね。でも、例えば、ヤマト運輸さんの宅急便は、ボランティアの考え方で出来たでしょうか。日本全国、翌日に荷物が到着するようになって、ものすごく便利になりましたよね。スキーだって手ぶらで行けるようになったけれど、そうなったのは、ヤマト運輸さんが、ものすごく苦労しながら、儲けるこことによって、会社を大きくしながらサービスを拡大したからです。

セキュリティー事業を中核にしておられるセコムの創業者、飯田 亮(いいだ まこと)さんは、日本経済新聞のなかで、こんなことを書いておられます。
今年四月、全地球測位システムや移動体通信の技術を使って迷子や車などを探す事業を始めた。「おかげで助かった。」「ホッとした」という声を聞くと、ただただ感激する。ビジネスなのに感謝されるとは経営者冥利(みょうり)に尽きる。これは昔も今も変わらない。(2001.6.1 日本経済新聞 朝刊 私の履歴書より)

企業は社会の利益と自社の利益を一致させることにより事業を展開し、利益を得ています。逆に言うと本当の利益は、社会に貢献することによって、初めて得られるものなんです。勿論、残念な事実として、暴利を貪ったり、不法なことで利益を得ている企業もあります。しかし、それらの企業は本当に少数派です。
儲けるということは、企業にとって必要不可欠であり、とても大切なことなんです。また、正しい商売をしている企業にとって、利益はなんら後ろめたいものではないし、むしろ勲章のようなものなんです。

皆さんが企業を選ばれるにあたって、その会社はどのようにして儲けているのか? つまり、「どのように社会の利益と自社の利益を一致させているのか?」を調べてみるのも企業選びのとても大切なポイントになると思います。
homeへ