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電子出版の紹介ページ
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【ミツバチに学ぶ】 
(著者:安居院 稔  あぐい みのる)

 人間に比べれば100倍以上の長期にわたる地球上経験を積み、
幾多の環境変化を乗り越えてきた彼女らの生態機能はすばらしい。
被子植物・花々と互恵生活をおくるミツバチ達は、見事なユートピア社会を作っている。

世代間公平性をも失いつつある人間集団が、ミツバチの行動に学ぶことは多い。
雑木林の上空を白い雲が流れ、巣箱に出入りするミツバチ達の行動は、自然と共存して平和である。

頁内容のご紹介:

第01章 ミツバチの世界
    01-00 もくじ
    01-00 はじめに
    01-01 ミツバチは宇宙を飛ぶ
    01-02 最強を選ぶミツバチ
    01-03 八木君からの手紙
    01-04 利他的行動と排他的行動

第02章 ミツバチと人間
    02-05 ミツバチと人間と地球と
    02-06 集団的機能の比較
    02-07 ミツバチは人類の先輩
    02-08 誰が支配者か
    02-09 人間は刺される立場

第03章 ミツバチとエコロジー
    03-10 遺伝子伝達を優先する
    03-11 ミツバチの幸福感
    03-12 生物の余生は
    03-13 文明進化の最適速度論
    03-14 生物の環境適応力
    03-15 エコロジーに生きる

第04章 おわりに
    04-16 おわりに
    04-17 蜂トラブル参考資料
    04-18 はちみつ雑感・参考資料
    04-19 依拠文献類
    04-20 奥付






【気のゆらぎ】 
(安居院 稔)(三・一一 東日本大震災から三年)

 2011年、3.11災害は突然にやって来た。
特に大正・昭和初期生まれの高齢者は、退路と体力を奪われた。
何の因果が、かくも理不尽な世代間不公平を、同じ世代人にもたらすのだろうか。

 日本の成長、都市経済、利便性は、特に農漁村に蓄積された社会問題(過疎・高齢化、
疲弊する地方財政、原発依存、地方での雇用減など)の上に成立した日本の表づらであり、
経済大国と言われた国家のガン体質であった。

 1972年頃、日本列島改造論は、こうした地方の問題に対応する妥当な手段と思われた。
しかし策謀に浸漬された具体策は、金権政治、原発誘致交付金、収賄によって終焉した。
3.11大震災は、原発安全神話の悪性と原発マネー依存などの脆弱性を表面化した。
3年を経過した復興活動は、過去の国レベルの失策を辿らぬよう、
国民本位の社会に向けた活動として進んでいるのであろうか。

頁内容のご紹介:

第00章 試し読みのための要約版
    00-01 もくじ
    00-02 筆意の基調
    00-03 概要
    00-04 原発事故と隠ぺい(要約版)
    00-05 寄り添う(要約版)
    00-06 末裔に伝えたい(要約版)
    00-07 復興という道(要約版)

第01章 はじめに(本文)
    01-08 はじめに

第02章 先達からの伝言
    02-09 貞観地震
    02-10 津波警告の石碑
    02-11 風化 
    02-12 東南海、南海トラフ地震
    02-13 桜島の噴火降灰

第03章 関東大震災の回顧
    03-14 大地の割れ目
    03-15 どうして地震は起こるのか

第04章 組織的堕落の構図
    04-16 東北からの手紙
    04-17 原発事故の衛星画像
    04-18 民間事故調とSPEEDI

第05章 事なかれ隠ぺい体質
    05-19 隠ぺい体質

第06章 寄り添う
    06-20 慈悲
    06-21 宮城県南三陸町の防災対策庁舎
    06-22 高所退避を阻害された生徒達
    06-23 各地の被災

第07章 末裔に伝えたい
    07-24 陰謀と隠ぺい
    07-25 直ちに影響の出るものではない
    07-26 放射能汚染の自己判断
    07-27 原発再稼働へ走る

第08章 復興という道
    08-28 復興への思い
    08-29 集団移転事業
    08-30 霞が関の小さな悪性
    08-31 長期化する対策
    08-32 廃炉作業 
    08-33 神の領域
第09章 第二次列島改造論
    09-34 日本列島漂流民
    09-35 1972日本列島改造論の汚点
    09-36 第二次日本列島改造論の必要性

第10章 おわりに
    10-37 おわりに

第11章 付録その他
    11-38 付録(旧列島改造論と原発安全神話)
    11-39 依拠文献類
    11-40 奥付



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【こゆるぎ定点観測史(その1B)シリーズ通巻要約】
広域頒布のための有料紹介版 著者:安居院 稔(あぐい みのる)


頁内容のご紹介:

第01章 もくじ、はじめに
    01-01 もくじ
    01-02 はじめに
    01-03 過去を知ろうとしない人々
    01-04 従順さは罪なのだろうか

第02章 揺れる大地
    02-05 関東大震災
    02-06 震災直後の流言
    02-07 金目川流域と渡来人
    02-08 渡来人第三派・大陸からの避難民 

第03章 坂東こゆるぎ武士団
    03-09 秦野盆地に成立した波多野氏
    03-10 鎌倉幕府擁立期の見越(みこし)
    03-11 源氏血流に群がる策謀
    03-12 雪の波多野郷
第04章 京都の騒乱
    04-13 鎌倉、戦国、そして江戸期の相模
    04-14 京都守護職・会津藩
    04-15 風の中を飄々と、沖田総司
    04-16 武士になるか土方歳三

第05章 甲陽鎮撫隊・新選組
    05-17 甲州街道をゆく
    05-18 五兵衛新田
    05-19 江戸を戦禍から守るには
    05-20 富国強兵への道

第06章 明治困窮の時代
    06-21 幕末期の思想
    06-22 陽明学を考えれば
    06-23 長州が絶えた理不尽
    06-24 明治困窮の時代、七国峠の困窮農民集会
    06-25 1904年・日露戦争の頃

第07章 麦秋の揺りかご
    07-26 大陸植民化と満蒙開拓団
    07-27 盧溝橋から徐州への展開
    07-28 1938年・見越の谷戸
    07-29 麦秋の揺りかご
    07-30 帝国軍主導部の奔走
    07-31 残された学童疎開の娘

第08章 満蒙開拓団の悲しみ
    08-32 満蒙開拓団の悲しみ
    08-33 終戦は開拓団の地獄道の始まり
    08-34 帰国後の苦難

第09章 施餓鬼(せがき)
    09-35 宗教と蔑視
    09-36 男尊女卑への変換点・哲学発声
    09-37 ナミと念佛講

第10章 こゆるぎの丘
    10-38 お釈迦さまの花まつり
    10-39 少年達の花見山
    10-40 こゆるぎの丘を越えて
    10-41 植民地からの離脱





【揺れる大地】
(こゆるぎ定点観測史−その2) 著者:安居院 稔(あぐい みのる)


 世界大戦終戦から70年、
欧州ではその節目となったノルマンディ上陸作戦70年式典が2014年6月6日に現地で行われた。
同タイミングでウクライナ紛争問題外交(ロシアを除外したG7)はブリュッセルで行われた。
民主和平運動と共にウクライナでは武器携帯の抗争が激化している。

東洋では日本、アジア地域諸国、中国との摩擦が熱を帯び始めた。こうした状況を考えれば、
終戦前後の20数年間、大日本帝国軍政によって事実情報から隔絶されてきた日本国民は、
一般論として歴史認識の空白を負わされているともいえる。

 負の遺産として時代を流れる日本の歴史認識の空白は、子孫末裔に対する人格尊厳の侮蔑であり、
各自の周辺の史実から伝承されねばならない。
小事であっても各自の真摯な回顧と伝承から始まるのである。

頁内容のご紹介:

第01章 序に代えて
    01-01 もくじ
    01-02 序に代えて
    01-03 未来世代への伝言

第02章 歴史認識の空白
    02-04 歴史認識の空白
    02-05 従順さという罪
    02-06 時空の感覚

第03章 揺れる大地
    03-07 揺れる大地
    03-08 関東大震災
    03-09 震災直後の流言

第04章 見越の谷戸と金目川
    04-10 見越(みこし)の谷戸
    04-11 金目川流域と渡来人
    04-12 渡来人と富士山

第05章 大和朝廷と渡来人
    05-13 もう一つの秦氏
    05-14 高麗の人
    05-15 こゆるぎ丘陵
    05-16 依拠文献類


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【坂東こゆるぎ武士団】
(こゆるぎ定点観測史−その3)  著者:安居院 稔(あぐい みのる)

 「坂東こゆるぎ武士団」と題して鎌倉幕府擁立に奔走した坂東の武士団を回顧し、
戦国時代へ助走する東国武士団の悲喜を考察する。
日本列島民を養生した弥生時代と渡来人、ヤマト朝廷を客観的に史観したい。

 こゆるぎ丘陵北麓の土屋郷、土屋三郎宗遠も、三浦一族の血族に在って、
平家に代る鎌倉源氏の幕府擁立に参加し、こゆるぎ浜の歴史の中を疾駆していた。
執権体制の台頭の中で生じた三代実朝の暗殺も、長期的観察史眼から観れば、その真相は隠ぺいできない。

源氏血流を利用した執権体制とそれに与する利己的部族行動が、源氏血流の短期終焉を招いたのだろうか。
鎌倉源氏数代の考察を以って、
「雪の波多野郷」と題する実朝暗殺の終幕風景を描画する。

頁内容のご紹介:

第01章 序に代えて
    01-01 もくじ
    01-02 はじめに
    01-03 列島民族
    01-04 弥生時代の変遷:前期
    01-05 弥生時代の変遷:後期
    01-06 弥生時代の首領たち 

第02章 坂東の地
    02-07 足柄峠の東
    02-08 朝廷が向けた坂東押領使
    02-09 波多野氏の定住

第03章 鎌倉幕府擁立期の見越
    03-10 鎌倉源氏の擁立と抗争
    03-11 見越(みこし)の谷戸

第04章 源氏の血流
    04-12 策謀
    04-13 源氏血流の非力さ
    04-14 部族抗争の頻発
    04-15 比企一族、畠山一族の滅亡

第05章 和田義盛の乱
    05-16 反幕府勢力の蜂起
    05-17 源家の血流

第06章 鎌倉源氏の終焉
    06-18 頼朝の落馬事故
    06-19 家臣団の抗争
    06-20 鎌倉源氏の終焉

第07章 雪の波多野郷
    07-21 三代将軍、実朝公の暗殺
    07-22 赤く染まる雪
    07-23 松明が走る相模の雪原
    07-24 波多野氏の館
    07-25 蓑毛(みのげ)の春
    07-26 実朝公終焉を想う

第08章 戦国時代への助走
    08-27 戦国時代への助走
    08-28 参考文献類






【京都の争乱】
(こゆるぎ定点観測史−その4) 著者:安居院 稔(あぐい みのる)


 幕末を迎える「京都の争乱」期である。
相模こゆるぎ一帯は、徳川幕府の旗本領として江戸期を経過する。
1705年(宝永4年)江戸期の中葉以来、大地震、富士山噴火、イナゴ大発生など飢饉は拡大し、
江戸後期1782年、天明の大飢饉がやってきた。

 幕末期には100万都市の江戸経済の安定経営は困難となり、鎖国の門戸も叩かれ始める。
江戸末期、1846年米国艦隊ジェームズ・ビッドルの開国交渉を皮切りに、海外列強の圧力が急増する。
日本は、勤王倒幕の志士と佐幕派の抗争の中で、
幕政改革、京都争乱の中へ追い込まれてゆくのである。

頁内容のご紹介:

第01章 鎌倉、戦国、江戸時代の相模
    01-01 もくじ
    01-02 序に代えて
    01-03 江戸幕末期のこゆるぎ、天明飢饉

第02章 維新という三途の川
    02-04 浪士組を計画した人々
    02-05 京都守護職、会津藩
    02-06 壬生浪士組
    02-07 近藤 勇
    02-08 風の中を飄々と( 沖田総司がゆく )

第03章 幕末の京都争乱
    03-09 大政奉還と薩長同盟
    03-10 鳥羽伏見開戦の火付け役
    03-11 荻野山中藩の陣屋襲撃
    03-12 淀の戦い、橋本の戦い
    03-13 武士になるか土方歳三

第04章 源氏の血流
    04-14 百姓の転生
    04-15 武相百姓衆の歴史的構成
    04-16 鳥羽伏見から江戸への撤収
    04-17 恭順の徳川藩人事


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【甲陽鎮撫隊】
(こゆるぎ定点観測史−その5)  著者:安居院 稔(あぐい みのる)


 鳥羽伏見での幕軍惨敗は、
京都争乱の結末であり、朝敵の掃討・戊辰戦争の始まりであった。
恭順の徳川幕府参謀として勝海舟や大久保一翁が奔走した。

 新選組はその意を受けて甲陽鎮撫隊を編成し、甲州街道を甲府に向かう。
争乱の鎮撫なのか防衛戦なのか、朝廷軍への恭順なのか抗戦なのか、
近藤と土方派は世の中の行く末を、各々の胸の内に秘めたまま、各々の故郷多摩地方を辿って笹子峠、勝沼へ向かうのである。

頁内容のご紹介:

第01章 甲州街道をゆく
    01-00 もくじ
    01-01 はじめに、甲州街道
    01-02 八王子千人同心
    01-03 雪の小仏峠
    01-04 笹子峠
    01-05 勝沼の里
    01-06 江戸の混沌
    01-07 五兵衛新田

第02章 江戸無血開城
    02-08 理不尽
    02-09 幕末を支えた御殿医、松本良順先生
    02-10 幕末を支える恭順派、勝海舟
    02-11 幕末を支えた恭順派、大久保一翁
    02-12 江戸を戦禍から守るには
    02-13 諸隊の脱走と抗戦派
    02-14 抗戦烈士の土方歳三

第03章 愛しき日々
    03-15 抗戦派の榎本武揚
    03-16 会津藩主、松平容保
    03-17 新政府軍
    03-18 江戸落ち
    03-19 朝敵という汚名

第04章 奉仕の人
    04-20 会津の歳三と山本八重
    04-21 会津の難民
    04-22 富国強兵への道
    04-23 脱亜論、大陸侵攻の道

第05章 蜩(ひぐらし)
    05-24 不動明王像

第06章 参考文献
    06-25 参考文献類





【明治困窮の時代】
(こゆるぎ定点観測史−その6)  著者:安居院 稔(あぐい みのる)


 「明治困窮の時代」である。
江戸時代の概ね260年間、儒教・朱子学に洗脳された士族が先導する農業国家は、
仁義礼智信という儒教五常が世論、風習の基盤として運営されてきた。

こうした儒教、神道、仏教が道徳を規律する時代は、
大政奉還、幕府瓦解、明治維新という国政改革によって新たな時代に転生されようとしている。
しかし欧米列強の姿を複写し、肩を並べようとする政府方針は富国強兵に傾斜し、
大陸侵出、日清・日露戦争、軍国化と国民に明治困窮の時代を強いる時代へ牽引していったのである。

頁内容のご紹介:

第01章 はじめに
    01-00 もくじ
    01-01 はじめに

第02章 幕末期の思想
    02-02 儒教と朱子学
    02-03 水戸学
    02-04 陽明学
    02-05 神道と仏教と儒教
    02-06 陰陽道と詔(みことのり)
    02-07 各藩、各階層の視界

第03章 長州という国
    03-08 長州が抱えてきた理不尽

第04章 薩摩という国
    04-09 薩摩意識の混成
    04-10 薩摩の勝手
    04-11 薩摩藩邸焼き討ち事件
    04-12 版籍奉還の反応
    04-13 軍部台頭

第05章 士族の怒りと神風連
    05-14 神風連の乱
    05-15 秋月の乱、萩の乱

第06章 明治困窮の時代
    06-16 辰五郎が誕生の頃
    06-17 七国峠の困窮農民集会
    06-18 日清戦争の頃

第07章 ナミの嫁入り
    07-19 日露戦争の頃

第08章 軽便鉄道
    08-20 軽便鉄道の音
    08-21 軍靴の音

第09章 参考文献類


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【麦秋の揺り籠】
(こゆるぎ定点観測史−その7)  著者:安居院 稔(あぐい みのる)


 「麦秋の揺り籠」は日中戦争と太平洋戦争の頃の観測史である。
我々が末裔に語り残すべき日本近代史最悪の、昭和初期20年間の不条理、困窮を回顧する。

神国天皇への国民忠誠を大義名分として、
軍部が台頭し、武力外交と富国強兵策を推進、全てを指揮、統制する時代になった。
国民全てが人質状態に置かれた昭和初期の20年間が始まったのである。

 1924年、露国ではスターリンの反ブルジョア独裁政権の大粛清が継続し、イタリアのムッソリーニ軍国独裁政治が台頭した。
日本では、自由民権や改革思想を取締る「治安維持法」思想統制が始まり、
武力外交、軍国化教育に奔走する帝国軍主導部は国民を愚弄し、
日本史上最悪の20年間、劣悪な国民生活が強要される時代に入ったのである。

頁内容のご紹介:

第01章 はじめに
    01-01 もくじ
    01-02 はじめに

第02章 大陸植民化と満蒙開拓団
    02-03 柳条湖事件と満州事変
    02-04 1936年・見越の谷戸

第03章 盧溝橋から徐州へ
    03-05 盧溝橋事件の頃
    03-06 北支那方面軍

第04章 彼岸花
    04-07 壱造が逝く
    04-08 1938年・見越の谷戸

第05章 麦秋の揺り籠
    05-09 木漏れ日の中

第06章 湘南空襲の記憶
    06-10 帝国軍主導部の鬼畜行動
    06-11 本土空襲
    06-12 戦争犯罪人
    06-13 天皇の人間宣言

第07章 学童疎開
    07-14 残された学童疎開の娘

第08章 参考文献
    08-15 参考文献類





【満蒙開拓団の悲しみ】
(こゆるぎ定点観測史−その8)  著者:安居院 稔(あぐい みのる)

 こゆるぎ定点観測史-その8には「満蒙開拓団の悲しみ」を代弁したいのである。
1945年8月15日の玉音放送で降伏、終戦が告げられ、
日本国民は日本帝国軍政、阿修羅の手から救出された。

 しかし大陸では、逃避する日本軍に見捨てられ、日本国から棄民された満蒙開拓民は生存手段を失い、
地獄の逃避行の中に落とされたのである。
電撃的に南下進攻してくるソ連軍、怨嗟を蓄えた大陸民の追撃、強奪、暴行の中で
高齢者と非力な者は拉致され、あるいは自ら絶えた。

地獄の逃避行の末、残留孤児、残留婦人となった人達は生命を繋ぐだけの大陸残留生活を強いられた。
 1981年以降の肉親調査や一時帰国での縁者探しでも希望を掴めなかった人達は、
怨嗟と失意だけを抱いて終焉される21世紀となった。こうした人達が辿った道筋を、本土に生息できた我々が忘れてよい筈がない。

頁内容のご紹介:

第01章 満蒙開拓団の悲しみ
    01-00 もくじ
    01-01 はじめに・大陸植民化への牽引
    01-02 捨てられた開拓移民団
    01-03 満州地図とソ連軍南進
    01-04 日本帝国軍主導部の非道
    01-05 終戦は開拓団地獄道の始まり
    01-06 ハルピン・七虎林
    01-07 奉天の話・引揚げ港
    01-08 帰国後の苦難

第02章 占領と婦女子への蛮行
    02-09 軍隊の婦女子虐待
    02-10 慰安婦連行の吉田偽証
    02-11 従軍慰安婦問題
    02-12 ベトナム戦争

第03章 日本帝国軍の奔走
    03-13 醸成される世論
    03-14 八紘一宇(はっこういちう)と大東亜共栄圏
    03-15 隠ぺい体質
    03-16 傀儡(かいらい)と密約

第04章 参考文献類
    04-17 参考文献類



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【施餓鬼】
(こゆるぎ定点観測史−その9)  著者:安居院 稔(あぐい みのる)

 こゆるぎ定点観測史-その9、「施餓鬼」として、日本近代史の中に流れ続けた日本列島民の思考、
哲学の変遷を回顧し、悲痛な史実には施餓鬼回向し、大きな哲学変換を招来するであろう21世紀の、
平和志向の思想、価値観の客観性と自由を促進したいのである。

 生まれてくる赤子は、母親を見てごく自然に微笑み、
この世の全てを共に享受出来ることを満身に讃えて誕生して来る。
人間の生態には孟子が主張する性善説、荀子の云う性悪説もあり、
英国の生物学者・ドーキンスの「利己的遺伝子」が述べる「利己的本性」が先導しているのかもしれない。
 女性蔑視や民族浄化などの非道も絶えない。

地球表面での生息にも、様々な限界、障害が急速に現われつつある。
地球ガイアに生息する人類の近未来には、人類生存に関する「新たな哲学」が必要とされるであろう。
そのためには、「生存」という視点から「人類の足跡」を回顧することが必須と思うのである。

頁内容のご紹介:

第01章 宗教と蔑視
    01-00 もくじ
    01-01 はじめに
    01-02 魔女狩り
    01-03 宗教と女性蔑視
    01-04 釈迦を祖とする仏教
    01-05 日本仏教、女性蔑視からの脱皮

第02章 二元論
    02-06 二元論という考察法
    02-07 女性原理社会
    02-08 男尊女卑への変換点、哲学の発生
    02-09 枢軸時代(すうじくじだい)と男尊女卑
第03章 女尊男卑の蜜蜂コロニー
    03-10 ミツバチの利他的行動
    03-11 女王蜂
    03-12 遺伝子を残す願い
    03-13 アイヌの山川草木悉皆仏性(しっかいぶっしょう)

第04章 ナミの人生と念仏講
    04-14 有情(うじょう)と慈悲
    04-15 念仏講
    04-16 四諦(したい)の真理
    04-17 満中陰志(まんちゅういんし)
    04-18 施餓鬼(せがき)
    04-19 不動講(ふどうこう)

第05章 参考文献
    05-20 参考文献類





【こゆるぎの丘】
(こゆるぎ定点観測史−その10)  著者:安居院 稔(あぐい みのる)

 次世代に伝えるべき真相は?抜け落ちた昭和初期20年間の史実は?
過去を省みない民族に将来はないのか?西湘・こゆるぎ丘陵に立って、歴史を振り返る。
こゆるぎ定点観測史-その10:シリーズ最終版「こゆるぎの丘」である。

弥生時代、渡来人の頃から21世紀現代に至るまで流れ続けてきた日本列島民の思考、
哲学変遷の回顧と懐古を試みた「定点観測史」の終結版である。
 戦争の中に、逆縁の息子を送り出した親達の人生は、特に昭和初期の20年間は、日本列島漂流民の最悪の期間であり、
ただ生き続けるための苦渋に絶えた近代史であった。
ここに掲げた日本近代史の考察の殆どは、小生が敬愛する祖母、山本ナミの生活眼に像を結んだであろう風景の走馬灯である。
それは「こゆるぎ丘陵」から相模湾、坂東七国を眺望する「日本列島民の息遣い」であり、
末裔に語り継がねばならない事実である。

 その走馬灯は小生の考察の基軸であり、
その回想に21世紀現在の不条理と、近未来の人類生存に必須であろう哲学転換の可能性を追記して、
本シリーズを閉じたいと思う。

頁内容のご紹介:

第01章 郷里の祭り
    01-00 もくじ
    01-01 はじめに
    01-02 郷里の祭り

第02章 こゆるぎ北麓の村
    02-03 虫送り
    02-04 泣きの原の地蔵
    02-05 少年達の花見山
    02-06 一つ目小僧
    02-07 ドンド焼き・七草粥

第03章 こゆるぎ丘陵を越えて
    03-08 こゆるぎの丘を越えて
    03-09 杜鵑山(とけんやま)の峠を越す
    03-10 虫窪から大磯への路

第04章 メジロ
    04-11 メジロ捕り

第05章 野辺の路
    05-12 野辺の路を辿れば

第06章 日本という植民地
    06-13 ドナドナ
    06-14 戦後の復興
    06-15 植民地
    06-16 現代の日本列島

第07章 日本の未来
    07-17 国防問題
    07-18 安全保障と外交
    07-19 対外軍事関連のいきさつ
    07-20 密約と西山事件
    07-21 特定秘密保護法と主権在民
    07-22 出兵義務の臭をはこぶ機密文書
    07-23 武力同盟のリスク
    07-24 原子力、原爆、原発と被災

第08章 結び
    08-25 気のゆらぎ−人間の心と意識
    08-26 気のゆらぎ−尊属・末裔からの伝播
    08-27 著者後記−戦争を反省する
    08-28 著者後記−国民の共有資産と市場原理
    08-29 著者後記−成長路線の転換か、破局かの選択
    08-30 未来へ
    08-31 参考文献類

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