Vine Linux セットアップ記録

TurboLinuxからVineへ乗り換え

    TurboLinuxの感想

    TurboLinuxは 1.0,1.4,2.0,3.0と使い続けてきた。 日本語環境をほぼ automatic に構築できる便利なディストリビューションなので愛用していたが、ver 3.0 でちょっと気が変わった。
    ver 3.0の売りは、X-TT,日本語化GhostScript,OSSだった。 が、X-TTも日本語化GhostScriptもFreeで配布されている。 ver 3.0は、商用OSSを期待して購入したのに、Kernel 2.2.xに含まれる FreeのOSSよりもバージョンが古いし、Kernel 2.2.x系列対応へのバージョンアップ権もついてない。
    2.0をカスタマイズすれば同等以上の環境を構築できるからTurboLinux 3.0 は、 わざわざ金を払って買うほどのもんじゃないというのが結論。

    Vineに乗り換えたわけ

    TurboLinuxの標準のウインドウマネージャはAfterStepだが、WindowMakerも入っている。 WindowMakerが結構気に入って使ったいたが、最新版のソースを入手してコンパイルしても日本語メニューの表示がうまくいかなかった。 そこでVineのWindowMakerパッケージをインストールすると、とってもいい。 調子こいてVineのNetscapeのパッケージを入れたら、これもまたすばらしい。 アップデートも早い早い。
    であれこれいろんなパッケージを試していたが、結局 Vine Linuxに丸ごと入れ替えた。
    現在は Vine 1.0βを入れて、Vine1.0で更新された rpmパッケージをアップデートしている。



Vineをカスタマイズ

    Vine1.1

      Vine 1.0 を消して Vine 1.1 をインストールしたら、Netscape Communicator の Messenger で、メールの一覧と送信者名の漢字が文字化けするようになった。 原因を調べたら、
      Vine 1.0 beta では
      LANG=ja_JP.ujis
      LANGUAGE=ja
      
      Vine 1.1 では
      LANG=ja
      LC_ALL=ja_JP
      LINGUAS=ja
      
      と、なっていた。 LC_ALLが悪さをしていたらしい。
      新規インストールせずに、アップデートしたデスクトップの方は大丈夫だった。

    カーネル

      最新カーネルを使う

      Vineのカーネルは 2.0.x 系列の最終リリースである 2.0.36 が採用されている。 これを2.2.x系列に変更してみる。
      変更にあたって必要となるソースを以下に示す。 Kernel 2.2.10 で、util-linux-2.9 をソースからコンパイルする時にエラーが生じたので、場当たりパッチをあてた。パッチを以下に示す。
      --- util-linux-2.9/sys-utils/tunelp.c	Tue Jun  9 04:37:11 1998
      +++ util-linux-2.9/sys-utils/tunelp.c.lp	Wed Jul  7 22:58:57 1999
      @@ -50,7 +50,11 @@
       #include
       /* This is for (some) 2.1 kernels */
       #define LP_NEED_CAREFUL
      +
      +#define __KERNEL__
       #include
      +#undef __KERNEL__
      +
       #include
       #include
       #include
      
      util-linuxをアップデートしていないと、Compact Flashを抜いた時にPCMCIA CSがパニックを起こすので要注意。

      ディスク圧縮

      ext2パーティションの圧縮機能を追加するカーネル・パッチとプログラムを導入した。 パッチとプログラムの入手先は、 http://debs.fuller.edu/e2compr/ である。 カーネルにパッチをあてると、カーネルのコンフィギュレーションのファイルシステムのメニューで、ファイル圧縮の項目ができるので、適当に選択して(モジュールにはしないこと)カーネルを再構築するだけでカーネルの準備はOK。 システムをリブートする前に他のプログラムもコンパイルしてインストールしておく。
      ディスク圧縮の使用法は極めて簡単。ディレクトリ tmp以下のファイルを圧縮する場合には、
      
      chattr +c tmp/*    ←圧縮フラグをたてる。
      lsattr tmp         ←属性を確かめる。        
      --c----  8 lzv1    HOWTO
      --c----  8 lzv1    e2compr.patch
      --c----  8 lzv1    lsattr
      --c----  8 lzv1    lsattr.c
                 ^^^^--------------- algorithm
               ^-------------------- cluster size (here 8 blocks per cluster)
        ^--------------------------- file should be compressed
      
      とするだけである。
      ファイルだけでなく、ディレクトリに圧縮属性をつけることもできる。 圧縮属性のついたディレクトリにファイルをコピーすると、そのファイルは自動的に圧縮される。

      PPxPにパッチ

        Kernel 2.2.3 までは、PPxPが問題なく動作していたが、Kernelを一気に2.2.3から2.2.7にあげたら PPxP が起動しなくなった。
        原因と対処方法(パッチ)は、 PPxPのホームページにあった。
        でも最新版のPPxPをいただいてくればこの下に書いたようなことをやんなくても、 make 一発で OK でした。

        PPxP(srpm)のパッチを作る

        VineLinuxでは PPxPがrpmパッケージで提供されているので、srpmを展開してパッチをあてることにする。
        上記ホームページを参考に、ppxp/src/console.cを修正した。
        Kernelを2.2.7にあげたら、asmlinkageなんてシンボルが定義されていたので、PPxPをコンパイルできなかった。
        /usr/include/linux/linkage.h で定義されていたので、 /usr/src/redhat/BUILD/ppxp/OS/Linux/osdep.h に、
        #include < linux/linkage.h >
        の一行を追加した。
        次に、パッチを作る。 修正したファイルは ppxp/ディレクトリ,オリジナルファイルは ppxp.orig/ディレクトリにあるとする。
        
        cd /usr/src/redhat/BUILD/
        diff -uNr ppxp.orig/ ppxp/ > ../SOURCE/ppxp-console.patch
        

        specファイルを修正

        作成した パッチを使ってバイナリを作るように、specファイルを修正する。
        
        /usr/src/redhat/SPECS/ppxp.specに以下の1行を追加した。
        
        Patch: ppxp-tcltk-0.10.patch-new.gz    
        Patch1: ppxp-asmlink.patch       ← 追加した
        #Patch1: ppxp-tcltk-config.patch ← 外した
        

      Wnn6を使う

      Vine標準のかな漢字変換サーバは フリーなCanna です。 Cannnaは十分な機能を持っていて不足はないが、たまたま Wnn6 を持っていたので、 償却するために Wnn6 を使うことにする。

        Wnn6のインストール

        Wnn6 ver2.0はrpmパッケージが用意されているので、ドキュメントに従えば問題なくインストールできる。
        当初 xwnmo が glibc2 に対応していなかったが、現在は対応パッチが配布されている。 ただし xwnmo を起動すると、変換ウインドウが新たに開かれる。これが結構邪魔で使い勝手が気に入らないので、kinput2を使うことにする。

        kinput2のコンパイル

        Vine の kinput2 は Canna のみに対応したバイナリなので、Wnn6は使えない。 ソースからコンパイルして Wnn6 を使えるようにする。 kinput2をコンパイルするには、wnn6に付属のsdkを展開しなければならない。
        /usr/local/OMRONWnn6/wnnsdk/sdk/Linux-2.0.0.tar.gz
        を /usr/local/ ディレクトリで展開しておく。
        Vineには最新のkinput2のソースとパッチが採用されている。 このパッチでは Wnn6 に正式対応している。 srpmを展開して、Kinput2.conf を編集してコンパイルするだけですむ。 Kinput2.confを編集した内容を以下に示す。
        
        #define UseWnn          /* define if you are going to use Wnn (v4 or v6) */
        #define UseWnn6         /* define if you are going to use Wnn6 */
        /* #define UseCanna */  /* define if you are going to use Canna */
        /* #define UseSj3 */    /* define if you are going to use Sj3 */
        WNNINCDIR = /usr/local/include/wnn
        WNNLIB = /usr/local/lib/libwnn.a
        

        kinput2のインストール

        wnn6+kinput2の組み合わせのデフォルトでは、漢字変換が ctrl+j になっていて、 使いづらい。 /usr/X11R6/lib/X11/ccdef/ccdef.kinput2 を ccdef.kinput2.orig にリネームして、 /usr/X11R6/lib/X11/ccdef/ccdef.kinput2.egg をccdef.kinput2 にコピーすると、 Wnnの(eggの)キーアサイン(スペースで変換)で使えるようになる。
        候補一覧の表示は Ctrl+wキーで行う。

        Wnn6対応 mule のインストール

        Vine の mule も Canna 専用で Wnn6 を使えない。 http://www.miv.t.u-tokyo.ac.jp/~mita/linux/index.html で、Vine用の Wnn6 対応 mule のバイナリをいただいてきた。
        候補一覧の表示は ESC S キーで行う。

        mule と kinput2

        X で mule を使用中に誤って Shift+Space キーを入力して、kinput2を起動してしまうことがある。 これを防ぐために、~/.Xresources に
        
        Emacs*xnlLanguage: C    
        Emacs*inputMethod: None
        
        と記述しておく。

      サウンド設定

        カーネル設定

        Kerenl 2.2.x の OSSでは、Vaio PCG-505 のサウンドチップ ES1878 にも対応している。 ただしデフォルトでは、ESSチップの自動認識はしないので、自動認識するようにソースを修正する。修正するのは
        /usr/src/linux/drivers/sound/sb_ess.c で、修正内容を以下に示す。
        Kernel 2.2.11からはこの修正は不要になりました。
        
        /* int esstype = ESSTYPE_LIKE20; */ /* module parameter in sb_card.c */
        int esstype = ESSTYPE_DETECT; /* module parameter in sb_card.c */
        
        カーネルをコンパイルして、/usr/sbin/sndconfig で /etc/conf.modules を生成すれば、サウンド機能が使えるようになる。 /etc/conf.modules と /proc/sound の内容を以下に示す。
        
        $ cat /etc/conf.modules
        alias sound sb
        alias midi opl3
        options opl3 io=0x388
        options sb io=0x220 irq=5 dma=1 mpu_io=0x330
        
        $ cat /proc/sound 
        OSS/Free:3.8s2++-971130
        Load type: Driver loaded as a module
        Kernel: Linux vaio.mtsun.or.jp 2.2.3 #3 Fri May 7 00:11:11 JST 1999 i586
        Config options: 0
        Installed drivers: 
        Card config: 
        Audio devices:
        0: ESS ES1878 AudioDrive (rev 11) (3.1)
        Synth devices:
        0: Yamaha OPL3
        Midi devices:
        0: ESS ES1688
        Timers:
        0: System clock
        Mixers:
        0: Sound Blaster
        

        playコマンド

        Vine 標準の sox の play コマンドでは、wave ファイルを綺麗に再生できなかったので OSS の Webサイトから、Kernel 2.2.x 対応の有料パッケージ(osslinux392g-glibc-224-UP.tar.gzosslinux392g-glibc-224-UP.tar.gz) をダウンロードして、これに入っている play コマンドを使っている。 playコマンドだけならば、レジストしなくても使えるのでレジストしていない。(-.-)

      PCMCIA

        インストール

        Vineに付属の pcmcia は Kernel 2.2.x に対応していない(注)ので、最新の pcmciaをダウンロードしてきて、コンパイルする。 pcmcia-cs-3.0.9 は、使用している LANカード(Allied Telesis LA-PCM-T)をうまく認識してくれないので、pcmcia-cs-3.0.8 をインストールした。
        RedHat系のディストリビューションは、pcmciaのネットワークの設定が少し違うので、/etc/pcmcia/network のバックアップをとっておかないとあとでハマってしまう。<

        (注)Vine1.1のPCMCIAは3.0.9が入ってるので、Kernel 2.2.xでも使えるはずです。さらにLA-PCM-Tのためのパッチまで入っている。(^^)
        このパッチでうまく動作したpcmcia-csのバージョンを以下に示す。
        pcmcia-cs-3.0.9
        pcmcia-cs-3.0.10
        pcmcia-cs-3.0.11 ×
        pcmcia-cs-3.0.13 ×

        Kernel 2.2.11

        最新の PCMCIA はどうか知りませんが、pcmcia-cs-3.0.10 を Kernel 2.2.11 で 使うにはちょいと修正が必要でした。
        
        include/pcmcia/config.h に
        #define CONFIG_1GB 1
        という記述を加えました。
        Kernelの設定を 2G や 3G にした場合には、当然それに合わせる必要があります。
        

        設定

        工場出荷時の設定では、シリアルポートはCOM1(I/O=2F8,IRQ=4), 内蔵モデムはCOM2(I/O=3F8,IRQ=3)に割り当てられている。 これは電源投入時にF2を押して、BIOSセットアップ画面にすると確認出来る。
        一方PCMCIAもデフォルトでは、IRQ=3を使用していた。 そこで IRQが衝突しないように、/etc/sysconfig/pcmciaに
        
          PCIC_OPTS="irq_list=9 poll_interval=100"
        
        と記述して、IRQの衝突を防ぐ。

        scheme設定

        pcmciaでは、scheme機能によって 家と会社でネットワークの設定を変えることができるようになっているが、RedHat系ではうまく働かない。 そこで以下の内容のスクリプトを使って、ネットワーク設定を切り替えている。 (スマートに切り替えたいけど、こんな方法しか思いつかなかった。)
        
        #! /bin/sh
        case "$1" in
          work)
                cp -f /etc/hosts.work /etc/hosts
                cp -f /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0.work /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
                ;;
          home)
                cp -f /etc/hosts.home /etc/hosts
                cp -f /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0.home /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
                ;;
          *)
                echo "Usage: netctrl {work|home}"
                exit 1
        esac
        /sbin/cardctl eject
        sleep 2
        /sbin/cardctl insert
        exit 0
        

      KEYBOARD

        Ctrl-L と Caps Lockの入れ替え

        LinuxではCaps Lockキーを一回押すとその状態が保持される。 DOSやWindowsでは Shift + Caps Lock でないとそうはならないので、結構うっとおしい。 そこでCtrl-L と Caps Lockキーを入れ替えることにする。 xmodmapで入れ替える方法もあるが、Xを立ち上る前のコンソールの時とキー配列が異なってしまう。
        そこで OSブート時にキーを入れ替えるようにする。 Vineでは、 /usr/lib/kbd/keytables/jp106.map.gz の他に、Ctrl-L と Caps Lockキーを入れ替える為に /usr/lib/kbd/keytables/jp106_Ctrl_CAPS.map.gz が用意されているのでこれを使う。
        /etc/sysconfig/keyboard に
        
        KEYTABLE="jp106 jp106_Ctrl_CAPS"
        
        と記述するだけでよい。





    会社でLinux

      会社で使って便利な技を集めてみました。 会社で支給されているPCは Windows95プレインストールだし、業務もそれを前提に構築されているので、(普通は)会社のPCに勝手に Linuxを入れたりはできません。

      デスクトップでLinux

        会社のWindows9XなデスクトップマシンでLinuxを使おう。

        VNCでLinux

        Linuxマシンで X VNCサーバを起動して、Windows9XなデスクトップマシンでVNCクライアントを実行すると、Windows9Xなマシンで X を実行できる。 Linuxをインストールした個人所有のノートPCを会社に持ち込んで、VNCサーバとして使用する。 最近のVNCクライアントは全画面表示できるから、パッと見た目はX端末にしか見えない。
        X-TTに対応したX VNCサーバが linux-users MLで紹介されていました。 これならば Xフォントサーバ(xfs)が必要なくなる。 安定性がいま一つだった Netscape Communicator もBus Error が出なくなった。

        X-TT対応のVNCサーバを入手したら以下の設定は不要となる。
        X VNCサーバはX-TTには対応していないので、VNCクライアントで Netscape を立ち上げると、フォントがギザギザで悲しい。 しかしLinuxマシン側で、X-TT対応の xfs を起動して、X VNCサーバがこれを使うように設定すると、VNCクライアントでもTrueTypeフォントを使用できるようになる。
        VNCでxfsを使うための設定ファイルを以下に示す。
        
        ・/etc/X11/fs/config : 特に設定を変えたところを以下に示す。
        catalogue = /usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType,
        	/usr/X11R6/lib/X11/fonts/japanese,
        	/usr/X11R6/lib/X11/fonts/ryobi,
        	/usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc,
        #	/usr/X11R6/lib/X11/fonts/PEX,
        	/usr/X11R6/lib/X11/fonts/Type1,
        	/usr/X11R6/lib/X11/fonts/Speedo,
        	/usr/X11R6/lib/X11/fonts/75dpi,
        	/usr/X11R6/lib/X11/fonts/100dpi
        # deferglyphs
        deferglyphs=16
        
        ・/etc/vnc.conf     : RPMパッケージを入れたので /etc以下に設定ファイルがある
        $geometry = "1024x768";
        $depth = 8;
        $desktopName = "X";
        $fontpath = "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc/,/usr/X11R6/lib/X11/fonts/Speedo/,
                     /usr/X11R6/lib/X11/fonts/Type1/,/usr/X11R6/lib/X11/fonts/75dpi/,
        	     /usr/X11R6/lib/X11/fonts/100dpi/,tcp/localhost:7100";
        $colordb = "/usr/lib/X11/rgb";
        
        ・~/.xinitrc        : この設定が必要だったか?(冗長な気もする)
        exec Xwrapper  :0.0  -dpi 90 -deferglyphs 16
        
        ・~/vnc.sh          :  X VNCサーバ起動スクリプト
        #! /bin/bash
        # vncserver -geometry 1024x768 -depth 16
        vncserver -geometry 1152x864 -depth 16  -deferglyphs 16
        
        ・/etc/rc.d/rc.local
        /usr/X11R6/bin/xfs -config /etc/X11/fs/config -port 7100 &
        

        文書作成もLinux

        • LaTexで文書作成
        • 会社の標準文書フォーマットは MS Word (T_T)である。 最近は、MS Word 95,97,98 のファイルフォーマットに互換性がないことが認識され出してきたようで、AdobeのPDFで文書をやりとりする光景も増えてきました。
          うれしいことに、最近の GhostScriptは日本語のPDFも作れるようになりました。 LaTexで文書を作成して dvi → PostScript → PDF と変換すれば、MS Wordよりも互換性が高い文書を作れます。

          LaTexでの文書作成は、細かいレイアウトや文字の属性などの指定は機械まかせにして、人間様にしかできない文書の構造と内容の記述に徹するとういう感じです。
          生まれも育ちも UNIX環境な人は、Wordが無くてもLaTexで文書を作れます。 でもDOS生まれでWindows育ちな人が、 LaTexだけで文書を作るのは、慣れるまでしんどいです。
          しかし素晴らしいことに、LaTexのソースを出力するワードプロセッサ LyX があります。 さらに日本語入力パッチ も公開されています。

        • MS Excellのアドバンテージ
          MS Excellをワープロ代わりに使う人が多い。 そうやってつくられた文書の特徴は、とにかくB3やA2用紙とか使わないと収まらないような量の文書を無理やりA4やA3に押し込むために使っているようだ。
          MS Excellでは、スプレッドシート中の任意に指定した範囲を一枚の用紙に印刷できるように、いくらでも縮小印刷してくれる機能がある。 これを使うことで、好き勝手に文書(?)をつくっておいて、印刷時に帳じり合わせをしているようである。
          MS Wordだと、常に印刷用紙の大きさやレイアウトを気にしなければならなく、ワープロというよりは、レイアウトエディタを使ってるような気になってしまう。
          文書作成時にレイアウトを気にしないですむMS Excellの方が、MS Wordよりもワープロらしい使い方ができるようになっている。

        お絵書きもLinux

        • gimpのメニューを日本語化 Vineのgtkで日本語リソースを使うように設定するだけで、gimpのメニューが日本語になります。
          # cd /usr/share/
          # mkdir gtkconv
          # cd gtkconv
          #  tar zxf /usr/doc/gtk+10-1.0.6_jp/gtkconv-1.0.6/japanese-menu.tgz 
          とします。そして ~/.bashrcで、
          export GDK_CONV=/usr/share/gtkconv/  
          とするだけでOKです。
          
        • gimpをバージョンアップ
          glib/gimp-1.0.2 , glib/gtk+-1.0.6 , glib/gtk+-1.2.2 を、 http://www3.airnet.ne.jp/_tom_/Kondara.RPMS.html でいただいたものに置き換えた。 このパッケージには gimptool が含まれていないので、gimp-1.0.2のを保存しておく。 gimptoolはgimp-1.0.2とgimp-1.1.3の環境と異なる部分を修正すれば使えた。 また~/.gimp/gtkrc も、gimp-1.0.2のものを使うと日本語メニューが使えるようになる。 gimp-1.1.3では、プラグインのguashが安定に動作するようになった。
        • Applixでお絵書き
          ApplixWareのGrafixで書いた絵をMS Wordへ張り込むことができる。 作成した絵を WMF(Microsoft Windows Metafile)でなく、CGM(Computer Graphics Meta)で保存するのがポイント。 WMFで保存した絵は、MS Word 97では編集できなかった。
          機械系CADが出力するDXFもApplixで読み込めるので、ApplixでCGMに変換すれば、MS Word に読み込んで編集することもできる。
          どうでもいいけど、MS Wordや MS Excell で図面を書く風潮はどうにかならんもんでしょうか。 こんなもん渡されて編集しろなんていわれた日にゃ泣くしかないです。

      サーバもLinux

        会社で、MS Windowsが快適に動作しないせいで見捨てられた PC に、Linuxをインストールして部門サーバに仕立てる。 実際にLinuxをインストールして運用しているPCのスペックを以下に示す。
        • CPU
        • :Pentium 100MHz
        • Memory
        • :16M
        • HDD
        • :1G (システム300M, ホーム700M)

        sambaでファイルサーバ

        ApacheでWebサーバ

        sendmail+CMLでメーリングリスト

        社内には、ネットワーク部門が管理するメールサーバがあるが、こっそり部門サーバでMTA(Mail Tranfser Agent)としてsendmailを動かす。 ちゃんとしたメールサーバがあるのにsendmailのようなMTAを立ち上げる理由は、メーリングリスト(ML)を使いたいからである。 部・課・プロジェクト等での連絡や議論に一度MLを使うと、その便利さに手放せなくなってしまう。
        ここで問題になるのは、ML宛の投稿である。 社内のメールサーバは、部門サーバのML宛のメールの配送先がわからないので、部門サーバへメールが配送されない。
        そこで、MLのユーザは部門サーバ経由でメールを送信することにした。 具体的には、メールソフト(MUA)の設定で、メールサーバ(送信)を部門サーバ, メールサーバ(受信)を社内のメールサーバとする。
        部門サーバのsendmailは、ML宛のメール以外は全て社内のメールサーバへ転送(relay)するようにした。

    Windows再インストール

    VAIO 505Xに、Windowsを再インストールしたときの記録。 CD-ROMドライブは購入してないので、一工夫する必要あり。

      Windows95

      Windows95を再インストールする場合には、Linuxを起動して /dev/hda1に dosのパーティションを作成し、NFS経由でINSTALL CD-ROMの内容をコピーする。 あとは、Windows95起動ディスクで立ち上げて setupコマンドを実行すればインストールできる。
      Windows95を必要最小限のオプションでインストールすると約90Mbyteをディスク容量を消費した。
      標準では RICOHのPCMCIAコントローラを認識しないが、c:\windows\inf\pcmcia.inf ファイルを編集して、RICOHのデバイスに関するコメントアウトを外せばいい。

      USB

      USBを動かすために、他のWindows95マシンでUSBセットアップディスクを作成してインストールしてみたが、うまく動作しなかった。 プレインストールされたWindows95のシステムバックアップをとっていなかったし、Recovery CD-ROMから再インストールする手段も無いため、やり方が悪いのかWindows95がダメなのかはわからなかった。
      Linux 2.2.9 でlspci -vv とすると、USBコントローラの割り込みポートがIRQ0になっていた。VAIO 505R以降のモデルでは、BIOSのPlug and Play をdisableにすると、USBにIRQ=11が割り当てられ使用可能となるであるが、505Xではダメだった。
      後述するが Windows98ではUSBが正常に動作しており、USB MOUSEを使用できた。 PCIの設定方法がわかれば LinuxでもUSBを使用できるようになる可能性はありそう。

      Windows98

      Windows95ではUSBがうまく動作しなかったので、Windows98を入れてみた。
      普通にWindows95を起動して、他のWindows95マシンにWindows98 INSTALL CD-ROMを入れて共有する。 そのまま Windows98 INSTALL CD-ROM の setupコマンドを実行すれば Windows98をインストールできる。
      特に設定をいじらなくても USB,Sound device, PCMCIA等を自動で認識していた。
      Windows98は最小のオプションで約 300Mbyteを消費した。
      パーティションがFAT16だったため、圧縮をしてみたら、問題なくできた。 圧縮はしないで FAT32 に変換しようとしたら途中でこけて再インストールするはめになった。

      Supplement CD

      Supplement CD の \vaio\application\ディレクトリのshared library をインストールしないと、Supplement CD の他のアプリケーションをインストールまたは起動することができない。

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      Last modified: Sun May 9 14:16:54 1999