歯車

ヨーロッパ・サッカー観戦記
☆セリエAとブンデスリーガ


ヨーロッパで一番人気のスポーツといえばやはりサッカーです。今年(2000年)は特にヨーロッパ選手権(EURO2000)開催年でヨーロッパ中が熱く燃えました。フランスが前回のワールドカップに続いて王者に輝きました。オランダは攻撃的サッカーで観る者を魅了し、イタリアは前評判を覆して健闘、ポルトガルは華麗なパス廻しを見せました。一方、かっての王者、イングランドとドイツは予選で敗退し国内世論の攻撃を浴びました。このEURO2000に加えて各国のリーグ戦、ヨーロッパ・クラブ選手権、次回ワールドカップ予選などの試合が目白押しでヨーロッパのサッカーファンは休む暇がありません。
ドイツ滞在中に、こんなヨーロッパ・サッカー環境の一端に触れることが出来ました。ここに、イタリア、セリエAとドイツ、ブンデスリーガ観戦記を報告しましょう。
(撮影データ:2000年5月、Olympus Camedia C-2020Z)

セリアA、ASローマ対ACミラン戦 (5月7日、ローマ、オリンピコ・スタジアム)


ローマというのは不思議な街だ。ひとつの街に2千年の時空を隔てて二つの巨大なスタジアムが存在する。一つは言わずと知れたコロッセオ。もう一つがこのオリンピコ・サッカー・スタジアムである。このスタジアムを本拠としているのがASローマとラッツィオの2チーム。この2チームが争うローマ・ダービーの日、市内は最興奮に達するという。

ASローマ対ACミラン。共にスター選手を多く抱えたセリアA屈指の人気チームだ。多くの日本人サポーターが観戦していたにも拘わらず、ナカタは残念ながら控えのままで出場機会が無かった。試合は2対1でACミランの勝利。ASローマはこの敗北によりヨーロッパクラブ選手権への出場権も失った。

ACミランが勝ち越し点を入れた途端、ASローマのサポーター席からACミランのサポーター席に発煙筒が投げ込まれた。双方の間には金網、無人地帯、警官隊が挟まっていたため直接の衝突には到らなかった。フィールドでは何事も無かったようにゲームが続いていた。


ブンデスリーガ、フランクフルト対ウルム戦 (5月20日、フランクフルト)

ドイツ、ブンデスリーガも熱い。99ー2000シーズンは最終戦で名門、バイエルン・ミュンヘンが逆転優勝した。ホームでのフランクフルトの最終戦は地元サポーターたちで埋まった。この試合での敗者が2部リーグに降格することになっている。双方とも必死である。

イタリアやスペインリーグに比べるとスター選手は少ないものの、ゲルマン魂をぶつけ合う試合はスピードと迫力に満ちている。

2対1でフランクフルトの勝利が決まった瞬間、サポーターたちがフィールドに流れ込み、このようなお祭り騒ぎとなった。応援歌が流れ、喜びの渦がいつまでも続いた。優勝争いに劣らず1部残留争いも熱い。



Back

Home

Profile

Mail
トップ アイコン
Algeria
トップ アイコン
Russia
トップ アイコン
Indonesia
トップ アイコン
Uzbekistan
トップ アイコン
Germany

OffTime

Next

歯車