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ミュージカルの楽しみ
☆ウェストエンド劇場巡り☆

ミュージカルというとすぐに思い浮かぶのはブロードウェィですが、最近のヒット作品の多くがロンドンを発祥としていることはミュージカルファンならずともご存知のことと思います。特にアンドリュー・ロイド・ウェバーの作品「キャッツ」、「オペラ座の怪人」、キャメロン・マッキントッシュのプロデュースによる「レ・ミゼラブル」、「ミス・サイゴン」はすでに10年以上にわたるロングランを続けています。
ロンドンのウェストエンド・ミュージカルは、豪華絢爛な歌とダンスを中心としたブロードウェイ作品に比べ、美しいメロディとドラマティックなストーリー内容によって深い感動を与える点に特徴があります。シェークスピアを生んだ演劇の国、イギリスならではの作品群で、ひとつの作品へのリピーターが多いのも特徴でしょう。かくいう私もこの数年間に「レ・ミゼラブル(6回)」「ミス・サイゴン(4回)」「オペラ座の怪人(4回)」「サンセット大通り(3回)」「マルタン・ゲール(3回)」等といったリピーター症候群の一人としてすっかりハマってしまいました。
ロイドウェバーの最新作、「Whistle down the Wind」も1950年代のルイジアナを舞台にした美しい作品です。ロイドウェバーの音楽はともすると聴く者に媚びるような甘さを感じさせますが、それにどっぷりと浸るのもまた気持ちの良いものです。

では、ロンドン市内ウェストエンド地区の主な劇場巡りをしてみましょう。
(撮影:1999年5月&10月、OLYMPUS CAMEDIA C-830L, 文章:1999年10月修正)



Her Majesty's (Phantom of the Opera)
その前身は1704年という古い歴史を有する劇場。1986年以来「オペラ座の怪人」を ロングラン上演中。美しいメロディがふんだんに使われた豪華な舞台ということだけでなく、そのドラマ性によってイギリス人たちにも最も支持される作品となっている。
Adelphi (Chicago)
筆者にとってのナンバーワン・ミュージカル、「サンセット大通り」が一昨年まで上演されており、サンセット・ファンにとっては 思い入れの深い劇場。打切りの理由は主役のノーマをはれる女優がいなくなったためとか、舞台装置に金がかかり過ぎたためとか言われているが何が真相だったのだろう?。現在は最もホットなアメリカン・ミュージカル「シカゴ」を上演中。
Lyceum (Oklahoma)
1999年秋からデイズニー作品「ライオン・キング」を上演開始。Dominion劇場にて上演中の「美女と野獣」(1999年12月11日まで公演予定)と合わせて二つのディズニー作品がロンドンを席巻していることになる。
Drury Lane (Miss Saigon)
ロンドンで最も古い歴史を有する劇場とのこと。1989年9月以来ロングランを続けている「ミスサイゴン」が1999年10月30日をもって終了しようとしている。感慨深く思うファンも多いはずだ。
Aldwych (Whistle down the Wind)
昨年夏よりロイドウェバーの新作「Whistle down the Wind」を上演中。いかにもロイド・ウェバーらしい親しみやすいメロディ、夕陽の色を基調とした美しい舞台、そして、子供たちの活躍が特徴的な作品だ。
New London (Cats)
その名の示すとおりロンドンで最も新しい劇場として1973年にオープンした。 1981年5月以降「キャッツ」のロングランが続いている。円形舞台の内外を奔放に駆け回る猫たちの姿が楽しい。
Palace (Le Miserable)
1985年以来「レ・ミゼラブル」をロングラン上演中。おそらく「オペラ座の怪人」 と共に最も多く日本人が足を運んでいる劇場だろう。城のような外観と小コゼットの大看板 で市内で最も目立っている。作品についてはもはや説明も不要だろう。舞台も音楽も素晴らしく、何度見ても深い感動を与えてくれる名作である。
Prince Edward (MAMMA MIA!)
パレス劇場の裏側に位置している。この数年だけで「Crazy for You」「Martin Guerre」 「Show Boat」「MAMMA MIA」と入れ替っている。現在手直し再製作中という「Martin Guerre」 が再上演されることを期待。
Shaftesbury (RENT)
外観がちょっとくすんでいるが内部ではホットなロック・ミュージカル「レント」が上演 されている(1999年10月30日まで)シンプルな舞台装置にも拘わらず、強烈な音楽インパクトを与えてくれる。プッチーニのオペラ、「ラ・ボエム」を下敷きにしており、見比べてみると際立った対比が面白い。
Prince of Wales (West Side Story)
名作、ウェストサイド物語がリバイバル上演開始されている。L.バーンスタインの音楽はシンフォニックで説得性に溢れ、J.ロビンスによる振付は迫力万点である。かって、映画も大ヒットし、僕らの世代の多くは何度も映画館に足を運んだものだった。



DRESS CIRCLE
ミュージカルファンにはお馴染みのショービズ専門店。数多くのミュージカル関連CD、ビデオ、書籍が置いてある。お宝品発掘も楽しい。輸入ホームページ・ショッピングも可能。URLは下記。
http://www.dresscircle.co.uk



おまけ・・・Cafe Boheme
Palace劇場の裏側、Prince Edward劇場の目の前のカフェ。劇場客で一杯になる。 「レント」の原作オペラの名前がついているのでつい寄ってみたくなる




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