都幾川
関東平野の端秩父連山の裾に位置するこの村は約8割を山林に覆われており、都幾川を始めとして清流と呼ぶにふさわしい流れがいくすじも村に横たわっている。小生、ここにこの村の名所や施設などを紹介する気などは毛頭ない。あるのは、この村に生まれ育ったものとして、いまこの村を見、感じて、想うことを、景色など織り交ぜて編んで行こうと思う。 
当庵から徒歩で2、3分の所に泉川という川が流れている。当村の名前の源となった都幾川の支流である。その川の流れは多くなく少なくなく、広くなく狭くなく、程よい流れは魚を育み、背に空の色を持つかわせみを養う。

               

ここ十数年でこの村も随分と変わってきたように思う。人も、家も、そして川も。しかし、それをここで嘆こうというわけではけしてない、変えてきた人達はその人なりの価値観と信念でそうしてきたのだろうから。ここもそのひとつ、その昔ここには川だけがあった小生の好む場所のひとつだった、今ここにくるたびに優越感を覚える、俺はここの昔の姿を知っているんだ、そして、その景色に包まれたことがあるんだ、と。
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