O HOUSE
location
Saitama, JP
program
house
size
90m2
status
completed in 2008
collaborator
LI Design Associates
OZ-An
敷地は傾斜する地形につくられた壇状の場所であるため、擁壁が立ち上がった上にさらに建物が建つ形になる。
威圧的にならないように、屋根は外周に向かって勾配をとるようにして壁の高さをおさえた。
敷地の形を内側にオフセットした多角形のプランに乗る多角錐の屋根ができ、その下に傘の下のような空間が生まれた。
そこがリビングになっている。階段のスペースは本棚が取り囲んでいる。
棚の一部はベンチになっており、階段も一部は踏面がひろくふと座ってページをめくるようなスペースになっている。
住宅の中の廊下、階段、トイレ、浴室といったスペースは単一の行為しか行わない機能的な場所と考えがちであるが、
そういう場所もしつらえや寸法の再考で居るための「空間」にすることができるのだろう。
家の中すべてがそういう意味での空間であるような住宅は現代の住宅の理想形の一つであると思っている。