2nd Day May 28 (Fri)   Roma T

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AAA 美術館 AA 教 会 史跡など 外観見学 食 事 移動など

 D ホテル・インペロ
朝食は朝7時から。毎朝、誰かしらと仲良くなる。昨晩玄関で会った老夫婦は今日はパリへ行くとのこと。
 朝食は完全なヨーロッパスタイル。チーズをあまり食べない僕らには牛乳があってよかった。カフェオレがおいしい。
 
 D マッシモ宮 (ローマ国立博物館)
ホテルのすぐ前にある、存在感ある宮殿。僕らのローマの朝はここからスタートした。
 もともと、ディオクレティアヌス浴場跡の国立ローマ博物館に収蔵されていたローマ時代の彫刻群のうち、主な作品はここマッシモ宮に展示されている。このマッシモ宮はホテルと近すぎてかえって入館できないままとなった。
 
 D タバッキ
ディオクレティアヌス帝浴場の角にあるタバッキで地下鉄チケットとテレフォンカードを買おうとするが、テルミニ駅へ行けと云われてしまう。
 
 B 共和国広場
ローマでの毎日の行動の起点。ナイディアの噴水や広場を取り囲んでいる、石柱をもつ建物を周りに配した、気持ちのいい広場。記念写真の第1号を撮る。
 
 B ナイアディの噴水
共和国広場の中心にある大きな噴水。この噴水とサンタマリア・デリ・アンジェリ教会を見てローマの一日が始まった。
 
 B モーゼの噴水
共和国広場の東側のサンベルナルド広場、ローマ3大噴水。モーゼ像は汚れていた。
 
 D サンタマリア・デラ・ヴィットリア教会
共和国広場の地下鉄乗り場がわからないため、距離感がつかめないままに行きすぎてこの教会にたどり着いた。教会前の階段に座り地図とにらめっこ。共和国広場へ戻る。
 
 D 地下鉄駅(ピアッツァ・レプブリカ)
駅のチケット自動販売機がお金を受け付けず、係員に聞いたら「どこかで買って来い」。その不親切さたるや大変なもので、自分の領分以外の仕事は絶対にするまいと心に決めているような態度だった。
 
 D 共和国広場
地上に戻ってタバッキを探していたら、共和国広場の南隅にある、大きな露店の雑誌屋台で通勤客がチケットを買っていた。それに習って威勢のイイ兄ちゃんからチケットをゲット。次の日も世話になる。
 
 D 地下鉄
地下鉄A線でピアッツァ・レプブリカ駅 〜 オッタヴィアーノ駅。ホームへはエスカレータで相当深く潜る。スリに注意する。車内は案外空いていた。地下鉄を降りて地上に出たら方向がわからず困ってしまう。
 
AAA ヴァチカン美術館
    (ピオ・クレメンティーノ美術館、ラファエロの間、システィナ 礼拝堂、ピナコテカ)
開館20分前に到着。美術館入口が見える位置に並んだから早い方だったようだ。その後、行列は加速度的に長く なる。開場の時刻になると、あとからやって来た団体が先に入場していく。大口客を優先しないと、ツアー会社からそっぽを向かれかねないのだから、ヴァチカンとしても横入り旅行業界ではしごく当然の行為) を受けなくてはならないのだろう。真偽は不明と しても、そう考えると腹もたたない。
 螺旋階段をグルグル登るとチケット売場へ出る。チケットを買うために出したE 50.00札にも嫌な顔をせずにおつりをくれた。入場してすぐ左手へ行くと、ピーニャの中庭へ出る。松ぼっくりがおおきいなぁ。
 ピオ・クレメンティーノ美術館は彫刻展示館。八角形の中庭には著名な作品がズラリ。トロイ物語のワンシーンで、ヘレニズムを映した「ラオコーン」。なぜか新古典カノーヴァの「ペルセウス」。「アポロン」をはじめとするギリシャ彫刻の摸刻はコピーであっても2000年前の作品である。ミケランジェロの彫刻に多大なインスピレーションを与えたと伝える「ベルヴェデーレのトルソ」は胸から上とひざから下がなくても、すばらしい迫力がある。
 円形の間にあるローマ時代のオリジナルたちは、大きくて威圧的。入場時間が早かったからか、見学者の多くがシスティナ礼拝堂へ行っているためか、ここのお客は少なかった。イタリアでの初めての観光なので、どこにどれだけの時間を費やしていいかの感覚がつかめない。エジプト美術館はパスする。
 ラファエロの間に行こうとして石像が山のように並んだキアラモンティ美術館を通ってショートカットしようとしたが、一方通行のためバックする。警備員さんに道を尋ねる。
 2階に上ってタペストリーのギャラリーを歩く。長い廊下の両側にズラリと並んだタペストリーは超大型の壁画に匹敵するほどダイナミックであり、絵柄は細密だ。1枚織るのに気の遠くなるような時間と根気を要したはずだ。
 地図の間を経てラファエロの間へ。ここも意外と空いている。まず、最大の部屋にある最大の絵画が目を引く。絵の内容からして「コンスタンティヌス帝とマクセンティウス帝の決戦」 (川が流れている様子から勝手に解釈) だろう。これはラファエロ作ではなさそうだ。「ヘリオドロスの追放」は一連の壁画にあって最も動きがあり、構図には奥行きがありすばらしい。そして、署名の間には「アテナイの学童」がある。この部屋は修復中で、その向かいにある「聖体の論議」はシートがかかって見れなかった。「アテナイの学童」にしても画面の大半が修理用のやぐらが組まれていたのだが、幸運にもシートがかかっておらず、プラトンやアリストテレスに会うことができた。「ボルゴの火災」では左端に、トロイ戦争逸話にある、老父を背負う青年のモチーフがそのまま使われているのがわかる。
 人類の財産、システィナ礼拝堂は人でごった返していた。ほとんどの人がアゴを突き出し、天井を見ている。ブルーの空を背景に、彫刻的な人物”イエス”が最後の審判を下そうとしている。天井は「創世記」、「アダムとイヴの原罪」、「ノアの物語」など、旧約聖書の世界にあふれている。礼拝堂の壁にはぐるりと長椅子がしつらえてあって、見る場所を移動しては長椅子に座って壮大な物語を見ていた。イエスの降臨を予言している(そうだと思う) デルフォイの巫女のオレンジ色の着衣がひときは目を引く。
  図書館のギャラリーを出口に向けて歩いていて、開いた窓から庭を見ようと顔を出すと、サンピエトロの巨大クーポラが見える。美しい眺めだ。廊下にいくつか売店がでており、ポスター売場で気に入ったものを探す。やっぱりデルフォイの巫女は人気があるようで大判は売切れだった。ピエタなど数枚を買った。ポスターというのはけっこう重い。克サンは街中では地図を持っていたため、ポスターを抱えていたのは裕子サンだった。ホテルに戻る夕方まで持って歩くのは疲れたはずだ。ホテルに着いてからも、それがうまくスーツケースに入らず (スーツケースの横幅よりも大きくて)、旅行の間中苦労した。再びピーニャの中庭。リュックをおろして一休みして水を飲んだ。しかし、暑すぎて座っていてもしんどい。実はイタリア滞在中、こんな猛暑が毎日続くとは、この時は予想できなかった。
 ピオ・クリスティアーノ美術館はパスして、すぐにピナコテカに入る。このヴァチカン絵画館は、どういう訳かお客がガラガラだった。ツアーの団体などは、ヴァチカン美術館だけに長居できないので、システィナ礼拝堂を見たらおさらばするのだろうか。教皇の絵画コレクションはすばらしい。ジョットの「ステファネスキの祭壇画」、フォルリのフレスコ画の「天使」たち。
 贅沢にもばか広い部屋に3枚のラファエロの絵しか展示されていない。彼が19才の時の作品「聖母の戴冠」、29才の「フォリーニョの聖母」、わずか37才で亡くなる遺作「キリストの変容」が並んでいる。ここにさえ、観光客のおじさん1人と僕らしかいない。レオナルド・ダ・ヴィンチの「聖ヒエロニムス」、レニの「聖ペテロの殉教」、ベリーニの「ピエタ」、名作ぞろいである。
 とどめはカラヴァッジョの「キリストの埋葬」。闇に浮かび上がるように人物に光を当て、映画のシーンをスチールしたような画風は見事である。この絵の、絶望に放心して天を仰ぐマグダラのマリア(構図からいって間違いない) などにじっと見とれていると、背後から呼びとめられた。この部屋を担当する若い監視員が克サンに、「サンピエトロは行ったかい?」と、聞く。まだだ、と答えると、「聖堂の中にこの絵がモザイクになって収められていて、とてもすばらしいんだ。だから、ぜひ見てきたらいい」と、教えてくれた。すぐあとに訪れた聖堂では、残念ながらそのモザイクを見ることができなかった。彼の言葉を忘れた訳じゃない。サンピエトロがあまりに広すぎたのだ。
 それと同じ意味でヴァチカン美術館も広すぎた。収められた品々は後世に残すべきすばらしい遺産であることに疑いはない。ただ、豪勢なヴァイキング料理を食べているようで、それぞれがどんな味だったかか覚えておれないくらいだ。
 
 C カフェテリア
ヴァチカン美術館のカフェテリアで昼食をとる。美術館への入場者数を考慮するとそう広いスペースじゃないものの、12時前のためお客の入りはまだ2分から3分と少なかった。
 サラダとソーゼジ、魚のオリーブ油いため。セルフ式。ローマで初めての自前の食事だ。そういえばパリのときも初めて食事したのはルーブルのカフェテリアだったな。飲み物はジュース(このことはあとで触れる)とビール。イタリア滞在中に魚を食べたのはこれが最初で最後だった。
 トイレはずっとずっと階段を降りたところにある。とても清潔だった。
 
 B ヴァチカンの城壁
でかい、高い、そして分厚い。レンガを積み上げた城壁はぐるりとヴァチカンを取り囲んでいる。壁に沿って歩き、サンタンジェロ城からサンピエトロへ続く城壁の門をくぐってサンピエトロ広場へ入る。
 
 B サンピエトロ広場
柱廊の北側からオベリスクが建つ広場に入る。ここでは、縮尺が間延びしたようで、なにもかもが大きい。噴水も立派。半円を描いた北側柱廊の中心マークで、順番を待って写真を撮る。残念なことに大聖堂の正面は全てが、工事のためにシートで隠れて見えない。ヴァチカンを守るスイスの衛兵の奇抜な制服が目立っている。
 
 AA サンピエトロ大聖堂
ピエタ&クーポラ (ミケランジェロ)、天蓋&玉座 (ベルニーニ)、嘆きの天使&うずくまるライオン(カノーヴァ)。マデルノが作ったファザードは全面工事中のためシートにおおわれていて残念。とにかくすべてが大きい。ミケランジェロのピエタはずっと手前に柵があって遠すぎてよく見えない。
 もっとも迫力があったのはアレクサンドロス7世の墓。赤い大理石が波打つようにしなる像は圧巻だった。帰国してからベルニーニ作と知る。なにもかも大きすぎて言葉もない。
 
 B サンタンジェロ城
サンピエトロ広場の前にはタクシーといっしょに馬車がいる。これは不思議な風景だ。ヴェネツィアでゴンドラだって云うならわからないでもない。EC加盟国の首都とは思えない。実はこのあと、ローマの各所で観光馬車を見ることになる。フィレンツェでも数は少 なかったが見た。
 城のてっぺんの天使の像が剣を鞘に収める格好がよく見える。ヴィトンの贋物などを路上で堂々と売っている。
 
 D ティヴェレ川
「ローマの休日」アン王女はちょうどこのあたりの船上でおおあばれしたのです。けっこう水量がある。
 
 B サンタンジェロ橋
歩いて渡って川の南へ。橋の両側にベルニーニの彫像が立ち並ぶ。ペテロ像、パウロ像は橋の南詰に並んでいる。橋の上も贋物売りに占領され、天使像は間近でみることができなかった。
 
 D ポンテ・デ・サンタンジェロ広場
ここの広場にタクシー乗り場が無いため、ティヴェレ川に沿ってトール・ディ・ノーナ河岸通りをずっと東へ歩く。ずいぶん歩いた。どこにあるか分からないタクシー乗り場を探すのにはカンしかない。
 
 D トゥール・サンギィガ広場
ウンベルト1世橋南詰ウンベルト1世広場にもタクシーはいない。まいった。南に折れてナヴォナ広場方面へ。やっといた。
 
 D タクシー
言葉だけでなく、行き先をイタリア語で大きめのタックシールに書いて渡す。事前の準備よし。初めてのタクシーの利用は不安だったが、結果的にはうまくいった。運転手は無愛想だが走ったルートは合理的だった。
 
AAA バルベリーニ宮殿・国立絵画館
砂利が敷かれた庭がめずらしい。入口、チケット売場がまったく離れていて共に探すのに迷ってしまう。チケット売場は地下の奥深くにあって、美術館自体は3・4階にある。フラ・アンジェリコ、ティツィアーノが収められた国立絵画館はアン王女の宿舎でもあった。
 ラファエロの「ラ・フォルナリーナ」や壮大な天井画を見たが目当てのカラヴァッジョの「ユディトとホロフェルネス」がない。係員に聞いたら他の美術館に貸出中とのことで残念。建物はスゴくて立派なのに、国立絵画館部分はその名の割りに狭い。思い返してそんな風に感じるのは他の美術館がいかに大きかったかということか。
 手荷物をセルフで預けるロッカー室がチケット売場の横にあり、クーラーがきいていて涼しく、きれいなトイレがあってゆっくり休憩できた。ここで地図を広げ、これからの作戦を練る。
 
 B バルベリーニ広場
この広場にはローマ滞在中、たいへんお世話になった。広場に面したローマ銀行CDで初めてお金をおろす。
 今回の旅行にはシティ・バンクのワールド・キャッシュを持って行った。朝早くは通信状態が悪くて引き出せないこともあったが、おおむね操作は簡単で現地通貨で引き出せ、両替の時間待ちがないため本当に便利。だからイタリア滞在中は一度も銀行などの窓口で両替をしなかった。帰国して初めて分かったことには、交換率は 感激するくらいの最高水準だった。
 
 B トリトーネの噴水
バルベリーニ広場の真中。たまに水が出ていなかった。
 
 B 蜂の噴水
バルベリーニ広場の北西角にあるかわいい噴水はベルニーニ作。ここの水を飲みました。
 
 D タクシー
バルベリーニ広場から。運転手が行き先のドーリア・パンフィーリ美術館が判らず別のタクシーに場所を聞いている。克サンが地図を開いて、大通りに面してわかりやすいジェス広場を指示する。
 
 D クィリナーレ宮殿
車窓から、大統領官邸を見た。入口正面の警戒がものものしい。
 
 D ジェス広場
ドライバーに指示した広場。このとき閉館中のジェス教会には翌日訪れる。
 フィレンツェのサンタマリア・ノヴェッラ教会を参考にしたこの教会のファザードは、以後、世界中に広まるカトリック教会建築の規範となる。
 
AAA ドーリア・パンフィーリ美術館
建物が大きくて入口を探すのにひと苦労。外観は大きいものの汚れているため見た目はパッとしなかったが、中に入ったらそのすばらしさに驚き。展示室の広さと数、絵画等展示物の数は膨大。イタリアの建物は外観と中身のギャップが激しいことが多かった。
 カラヴアッジョ「エジプトへの逃避行中の休息」は艶やか、同「マグダラのマリア」もとてもやさしく印象的。今回の旅行でよく見た他のカラヴアッジョの作品とは異質の2作だった。ベラスケス「イノケンティウス10世の肖像」。
 ふっと絵の作者を見るとリューベンスだったりして、イタリアの美術館は侮れない。例によって中庭がきれい。
 
 D 樽の泉
ドーリア美術館入口前のコレッジョ・ロマーノ広場からコルソ通りに抜ける路地で、建物の外壁にくっついた泉を発見。街中のこの手の泉の水は飲めることを知っていたのですぐに水を補給する。観光で歩く限りローマ市内の表 通りには食品店が少なく、水はバールなどで買うしかないのでこんな泉は助かる。翌日もここで水を汲む。
 自由に街を歩いていて、このような意図しない発見があるとうれしくなる。
 
 B ヴェネツィア広場
ヴェネツィア宮殿は外観がすっきりしていてきれい。広場に陣取った屋台のジュースはE 3.60。高いのでやめた。
 
 B ヴィットリオ・エマヌエル2世祈念堂
白い祈念堂と騎馬像はローマのランドマーク。バイクの2人乗りはやはり多い。
 
 AA サンタマリア・ダラコエリ教会
ヴェネツィア広場の右手122段の階段の上にある教会。階段が急なので途中で一休み。眺めは最高。右側廊最初の礼拝堂にピントゥリッキオのフレスコ画「聖ベルナルドの生涯」がある。
 カンピドリオの丘が改修中のため直接広場へ通じるであろう道が閉じられており一旦階段を降りて登り直すはめになる。ふーっ、まいった、まいった。
 
 B カンピドリオ広場 (カンピドリオの丘)
再び丘の下から階段を上り直す。広場(ミケランジェロ) のはめ石のデザインは見事。広場中央にはマルクス・アウレリウス騎馬像。
 見学を楽しみにしていたコンセルヴァトーリ宮殿とカピトリーノ博物館は、入口に紙が貼ってあって改装のため休館。そのため、歴史的にすばらしい収蔵品を見ることができなかった。以前ルーブルで見そこなったと同じ作品、カラヴァッジョの「占い師」はここでも縁がなかったことになる。なお、その後再オープンしている。
 コンセルヴァトーリ宮殿の日陰に腰掛けて一休み。
 
 D 小さな泉
市庁舎に向かって左奥にある泉。ガイドブックに、ローマで一番おいしい水とあったとおり、一番かは別にしておいしい。水とう替わりのペットボトルに補給。
 
 B 全景の俯瞰
10560今度は右手から市庁舎の裏手へ回る。フォロ・ロマーノの全貌が見渡せ、圧巻。すごい迫力の風景。SPQRのマンホールを見つける。
 
 B マルチェッロ劇場
完成がBC11年とのこと。遺跡の上に建物が建っている、不思議な光景。
 
 B ヴェスタの神殿
ここも全面修復中。宇宙服を着ているように完全武装した作業員サンがエア・ガンで汚れを落としているようだ。ご苦労様。
 
 B 真実の口広場
緑地で一休み。この方角から見たサンタマリア・イン・コスメディン教会は鐘楼がきれい。
 
 AA サンタマリア・イン・コスメディン教会
ジョーの手が吸い込まれそうになった「真実の口 ボッカ・デ・ヴェリタ」でお決まりの写真。
 日本人らしき若いハンサム・ボーイから英語で写真を撮ってほしいと云われ、互いに取り合う。教会の中でもう一度会ったので、こんどは日本語で話し掛けてみると彼は驚いて「日本人だったんですね」。中国人か韓国人にでも見えたのかな。それに、英語は上手じゃないんだけれど…。 彼はニューヨークに留学中でルクセンブルクから列車でローマ入りして、パリへ抜けるとのこと。頑張れよ。
 
 D パラティーノ橋
ティヴェレ川を渡ってトラステヴェレ地区へ。サンタチェチリア・イン・トラステヴェレ教会の入口がわからず前後を往復。
 
 AA サンタチェチリア・イン・トラステヴェレ教会
106409世紀のモザイクはすばらしい。そして、最後の審判(ピエトロ・カヴァリニ)、聖チェチリア像 (マデルノ)。教会前にはきれいな庭と噴水。老修道女から帽子を落としたよって教えてもらう。教会自体は大きいがかわいらしい雰囲気。
 
 C マクドナルド
トラステヴェレ通りに出た角にあるマクドナルドに入る。
 イタリアに来てまでなんでマクドナルドなのかと云われそうなのだが、@各所の好立地にあり、A必ずテーブルに座れるのでゆっくり休めて、B暑い日が続くイタリアにあってクーラーがきいており、C何より清潔なトイレがあるので今回の旅行では計5回利用することになる。単品メニューは安くて店はどこも大はやりだった。
 ここでは、オレンジジュースとシェイク (どれもデカい) をひとつづつ頼む。これがあとで尾を引くことになってしまう。ここのトイレは地下深くにあってとても清潔。
 
 D タクシー
ベッリ広場からタクシーに乗る。運転手はパオラの噴水へ行くのに、なんと逆方向に橋を渡ってしまう。一旦、車を止めて地図を見せ、OK。何度もタクシーに乗ったが道を間違えたのはこのタクシーだけ。
 
 B パオラの噴水 (ジャニコロの丘)
噴水の水量が多く、デザイン自体も重厚でおちつきがあってすばらしい。トレヴィの泉のようにゴテゴテしていなくって、こちらの方に好感が持てる。
 噴水前広場から見下ろすローマ市街の風景は最高。ローマ三大泉のひとつ。
 
 AA サンピエトロ・イン・モントリオ教会
ブラマンテ作。外装は地味だが中に入ると堂々たるもの。イタリアにおける教会の大きさ、荘厳さは言葉や写真ではなかなか伝わらない。この教会もそのとおり。教会前からはローマ市内の展望がすばらしい。
 やはりブラマンテの最高傑作で、中庭にあったはずのテンピェットを見逃したのは惜しかった。事前にいくらか勉強していても現地で忘れる、見逃すってことはよくあるんです。
 
 D サンコシマト広場
イタリア各都市は大きな広場を結ぶ道路に、小さな広場と路地が絡んだ幾何学的な造りになっている。そのため、道路を1本間違えるととんでもない方向に行ってしまう。サンピエトロ・イン・モントリオ教会は丘の中腹にあって、丘を下り、サンタマリア・イン・ト ラステヴェレ教会へ来る途中で迷ってしまう。
 路上で地図を確認していると「英語は話せますか」って、若いお母さんが親切にに声を掛けれてくた。やはり筋を1本間違えて、かなり行きすぎていたようだ。このように長い旅行の途中で多くのひとにお世話になりました。感謝。
 
 AA サンタマリア・イン・トラステヴェレ教会
ローマ最古の教会。広場前の噴水もローマ最古とのこと。めずらしくファザードにステンドグラスがはめ込まれていた。入口からしてアーチが重厚。聖母マリアの生涯 (ピエトロ・カヴァリニ)、後陣モザイク「聖母の戴冠と諸聖人」。すべてが金ピカでした。
 
 AA サンフランシスコ・ア・リーパ教会
ベルニーニの傑作中の傑作「ルドヴィカ・アルベルトーニ」を見にきた。ここは華美じゃなく落ち着きがあって、祈りを捧げるための教会らしい教会。肝心の「ルドヴィカ・アルベルトーニ」のある小さな聖堂では、その入口で神父さんが信者からの相談を受けている。ずうずうしく入っていく訳にもいかず、遠目にしか見れなかった。仕方ないか。
 
 AA サン・クリソゴーノ教会
トラステヴェレ通りに面して建つ。全面の柱廊は歩道の役目も。入口に階段がなくて、内部床面と道路がフラットな教会もめずらしい。教会前のスピーカからミサの様子が流れている。中ではちょうど夕方のミサをおこなっていた。主祭壇右手ベルニーニ作サクラメン ト礼拝堂を見る。
 
 C パパ・レ
10690ピッツェリア。どの本を読んでもトラステヴェレのピッツェリアは安くておいしいと書いてある。だいたい「川向こう」というのは安くておいしいもの。とりあえず当たりの店だった。
 この店はベッリ広場からピシヌーラ広場寄りに路地を入った、小さなドラゴ広場に面している。いったんは、この広場にテーブルをたくさん出している別のピッツェリアに入ろうとしたが止めて、こじんまりしたこの店に入る。19時ちょっと前だったので「店は開いているか」と尋ねると「今、開いた」と。もちろん最初のお客となる。テラス席はないけれど、店の前幅が広く、開放されている。
 イタリア滞在中、ピッツェリアと称する店には何度も入ったが、要するにパスタも含んだ何でも来いの店で、どちらかというと焼き物が得意な程度の、なんでもありの店。メニューは豊富。ただ、イタリアで最初の晩御飯は定番でいきたいと、裕子サンはトマトのスパ、克サンはアッバッキオ、2人でピザのカプリチョーザ。結果を先に言うとすごくおいしかった。ただし、裕子サンは麺が固めのスパで満杯。克サンはさっきマクドナルドで食べたシェイクが腹にもたれている。なにせ、日本で言うコーラ・ラージサイズにいっぱいのシェイクを飲んだ後だから。そのため羊肉が好きな克サンは、子羊の骨付きグリルを食べるのが精一杯。結局、直径30センチをゆうに超えるカプリチョーザはほとんど残ってしまった。なお、生ハムを初めて食べたが、これはイケるっていう感じ。ローマは羊料理が名物。安くっておいしい。レモンをトバッとかけるほどにうまい。ここの店の羊料理はイタリア滞在中に食べた中で最もおいしかった。これにオレンジジュースと生ビールと水を頼んだのだが、出てきた水はガス入りだった。これを教訓に、以後の食事や食品店ではノン・ガッサータとはっきり言うようにした。
 
 D タクシー
ベッリ広場からタクシーに乗る。行き先はオペラ座。実はホテルはオペラ座のすぐそばにある。運転手は女性。今回の旅行で唯一見かけた女性ドライバーだった
 
 D ティベリーナ島
橋の上でタクシーが信号待ちのため停車。運転手が、テイヴェレ川に浮かぶ中州に建つ建物が病院だと教えてくれる。
 
 D オペラ座
タクシーを降りるとオペラ座前はライトに照らされ、正装した紳士淑女でいっぱい。ドレスを着た日本人の新婚さんも。そんなことはおかまいなしに、写真をパチリ。
 

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