IF−2767の設定
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設定するスイッチは、SW1、SW2、SW3です。その他のジャンパスイッチやSWピンは、全て出荷時の設定で使用してください。
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注1) PC-H98シリーズ/H98Sシリーズ/H98Tでは、パソコン側の設定が必要になります。「補足 PC-H98/H98S/H98Tのシステム設定」を参照してください。

注2) インターフェイスカードをパソコンに装着したり、抜き取る場合は、必ずパソコンの電源がOFFの状態で行ってください。

注3) ご使用のパソコンが、ハイレゾモードを持つかどうかは、パソコンのマニュアルを参照してください。
 PC-H98シリーズ、PC-98RLなどは、ハイレゾモードを持つパソコンです。また、PC-9821Ap2や、PC-486HXなどは、オプションボードを装着することによって、ハイレゾモードを持つようになります。

注4) PC-98シリーズ及びPCシリーズパソコンに装着するオプションボードは、パソコンの提供する次の4つの機能を使用しています。これらの設定は複数のオプションボードで重複して使用することは出来ません。
  ・割り込みレベル(割り込み、INTなどとも言います)
  ・DMAチャネル(DMAチャンネルとも言います)
  ・メモリアドレス(ROMアドレスとも言います)
  ・I/Oポートアドレス(I/Oアドレスとも言います)

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ディップスイッチSW1の設定
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■ IF−2767自身のSCSI−IDの設定
SW1-1/2/3は、このIF-2767自身のSCSI-IDを設定するSWです。通常、この種のSCSIバス型インターフェースカードは、最も優先順位の低いID=7にするのが適切です。従って、SW1-1/2/3はすべてONにします。

IDSW1-1SW1-2SW1-3
OFFOFFOFF
ONOFFOFF
OFFONOFF
ONONOFF
OFFOFFON
ONOFFON
OFFONON
ONONON標準

注) IF-2767は、自分自身のSCSI-IDより大きいSCSI-IDが設定されているSCSI機器を認識しません。IF-2767のSCSI-IDを変更する場合にご注意ください。
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■ 割り込みレベルの設定
割り込みレベルは、SW1の4, 5, 6番スイッチで設定します。

INTIRQSW1-4SW1-5SW1-6
03OFFOFFOFF標準出荷時設定
05ONOFFOFF
06OFFONOFF
09ONONOFF
12OFFOFFON
13ONOFFON

注1) サウンド機能を内蔵しているパソコンでは、INT5(IRQ12)はサウンド機能に割り当てられています。IF-2767がINT5(IRQ12)を使用するためには、サウンド機能の割り込みを重複しないように変更するか、または切り離してください。切り離す場合は、サウンドBIOSを切り離すだけでなく、サウンド機能を全て切り離さなければなりません。具体的な方法は、各パソコンのマニュアルを参照してください。

注2) パソコン側が使用する割り込み(変更できないもの)
  INT3(IRQ9) ・・・IDE/SASIハードディスク、ATAPI機器等
  INT6(IRQ13)・・・マウス(ノーマルモードの時)
 これらを使用する場合は、INT3(IRQ9)、INT6(IRQ13)は使用できません。

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■ IF−2767が使用するDMAチャネルの設定
IF−2767が使用可能なパソコンでは、外部機器に解放されているDMAチャネルは、チャネル0とチャネル3の2つだけです。DMAの各チャネルの設定は、以下のようになります。

チャネルSW1-7SW1-8
OFFOFF
ONON標準出荷時設定
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ディップスイッチSW2の設定
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IF−2767上のSW2には、次の3つの役割を持ったスイッチがあります。
(1) 1〜5 : IF−2767上のROMのローカルメモリアドレスの設定
(2) 6〜7 : パソコン依存のスイッチ
(3) 8   : 常時ON

SW2-1SW2-2SW2-3SW2-4SW2-5SW2-6SW2-7SW2-8メモリアドレス
ノーマル/ハイレゾ両
方のモードを持つ
NEC製パソコン及び
エプソン製パソコン
OFFONONOFF
→注1
ON
→注1
OFFONONノーマルモード時
\DC000H〜\DCFFFH
ハイレゾモード時
\EC000H〜\ECFFFH
ノーマルモードのみを
持つNEC製パソコン
及びエプソン製パソコ
OFFONONON/
OFF
どちら
でも可
ON/
OFF
どちら
でも可
ONONON\DC000H
〜\DCFFFH
\は0HまたはFHを示します。

注1) B4670II(PC-9864L)を同時実装する場合は、ハイレゾリューションモードを持つパソコンのハイレゾリューションモード時は、必ずSW2-4/5をONにしてください。(ただし、SW2のその他のスイッチは上の表の設定にしてください)。このとき、ローカルメモリアドレスは\EE000H〜\EEFFFHになります。パソコンをノーマルモードにしたときも、SW2-4/5はONのままでかまいません。

注2) PC-9821Ap3やPC-486HXなどのように、後からオプションのハイレゾボードを追加することでハイレゾリューションモードを持つようになるパソコンは、ハイレゾボード装着後は、上の注意に従ってください。
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ディップスイッチSW3の設定
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■ I/Oポートアドレスの設定
SW3−1/2は、IF−2767のI/Oポートアドレスの設定を行います。
I/Oポートアドレスは出荷時の設定で使用してください。

使用I/OアドレスSW3-1SW3-2
0CCxHONON標準出荷時設定
0CDxHOFFON
0CExHONOFF
0CFxHOFFOFF
バスマスタ/DMAモード時:x=0,2,4
FIFOモード時     :x=0,2,4,6,7

注1) 併用するボードによっては、I/Oポートアドレスが重複することがあります。一般にI/Oポートアドレスは変更できないオプションが大部分のため、I/Oポートアドレスが重複すると併用することが出来ません。

注2) GP-IBボードと併用する場合は、IF-2767の設定はバスマスタまたは、DMAで使用してください。FIFO方式では併用できません。

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■ データ転送モードの切り替え
SW3−3/4は、データ転送の方式を切り替えるスイッチです。

SW3-3SW3-4
バスマスタ(同期)OFFON
バスマスタ(非同期)ONON
FIFOモードONOFF標準出荷時設定
DMAモードOFFOFF

注1) 出荷時設定がバスマスタ(非同期)になっているロットも存在します。

注2) PCIバス(PCIバススロットが無くてもPCIチップセットを使用している機種も含む)のある機種で使用する場合は、「IF-2767/8/9の注意事項」を参照してください。

注3) PC-H98/H98S/H98T, PC-386S, PRO-486で使用する場合は、FIFO方式またはDMA方式で使用してください。バスマスタ方式は使用できません。

注4) 併用するボードやソフトウエアによっては、DMA方式でないと正常に動作しないことがあります。その際は、DMA方式で使用してください。

注5) FIFO方式及びDMA方式の場合は、同期転送をサポートしている機器がある場合でも常に非同期転送になります。バスマスタモード(同期、非同期)で動作しない場合は、FIFOまたはDMAの設定で動作するかチェックしてください。

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■ データ転送速度の違い
DMA < FIFO < バスマスタ(非同期)< バスマスタ(同期)、の順で速くなります。

■ バスマスタ方式
 パソコン側のDMAを使用せず、IF-2767上に用意されたDMAコントローラがデータ転送を制御します。IF-2767のデータ転送方式の中では、最も高速な方式です。ただし、この方式を使用する際は、次の点に注意してください。

・バスマスタ(同期転送)
 IF-2767に接続されるSCSI機器が同期転送という方式をサポートしている場合は、同期転送によるデータ転送を行います。同期転送を使用できる場合は、非同期転送に比べデータ転送速度が上がります。また、同期転送を持つSCSI機器と非同期転送のみのSCSI機器を混在使用する場合、IF-2767はそれぞれの機器に応じた転送方式を機器ごとに自動的に切り替えて使用します。

・バスマスタ(非同期転送)
 この設定では、同期転送をサポートするSCSI機器が接続されても、常に非同期転送でデータ転送を行います。

■ FIFO(ファイフォ)方式
 FIFO方式は、データ転送にパソコンのDMAを使用せず、I/Oポートを利用して連続的にデータを転送する方式です。DMAだけを使用する方法に比べて、データ転送が速くなります。IF-2767で採用されているFIFO転送方式は、データ転送の基本単位を2バイト(=1ワード)にしたもので、W-FIFO(ワードファイフォ)と呼ばれるものです。

■ DMA方式
 パソコン側のDMAコントローラによってデータ転送する方式です。最も安定した動作をしますが、速度が遅いのが難点です。

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ジャンパSWについて
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出荷時の設定のまま使用してください。


990923改訂

有志の方から寄せられた情報と、故ICM社のマニュアル(SCENAGEシリーズSXハードディスクユニット ユーザーズマニュアル:(親切な方がコピーを送ってくださいました、ありがとうございます。))を元に作成しています。