より適切なマウスピースの選択

金管マウスピースの一般的機能”の知識を応用して
プレイヤーが実際にマウスピースを選択する場合について考えてみます。

第1段階

プレイヤーがまだ試奏を行う前に考えられる事柄

@現在使っているマウスピースのサイズ等の情報を知る。
例)内径、リムの幅、リムのエッジ、リムの丸み、カップの深さや型etc.

A現在の物からどのようになりたいか(どのような物を試してみたいか等)の希望を知る。
(例)内径を大きく
(或いは小さく)したい、カップを深く(あるいは浅く)したいetc.

この段階では、
プレイヤーの口に当ててみた時の感触
(好みや傾向)
を知り分析する事が大切だと思われます。

この時(特にAの時)プレイヤーの中には、
高い音がもっと鳴らし易くなるようにとか息が良く入る
(入らない)等の
抵抗感に関わることを言う人がいますが、
音を出していないこの段階で“抵抗感などの吹き心地”に関して
考慮するのは時間の無駄使いです。

第2段階

プレイヤーが音を出し始めてから考えられる事柄
@そのプレイヤーが現在使っているマウスピース(*)についてどのように感じ、“抵抗感などの吹き心地”“サウンド”についてどのような希望を持っているのかを知る。
()試奏する時、今使っているマウスピースから吹き始めないプレイヤーが時々いますが、これでは基準となる情報を何も得られないので注意
Aそのプレイヤーの感じ方が、金管マウスピースの一般的機能で触れた傾向に比較的当てはまるタイプなのか、或いはそうでないタイプなのかを見極める。

Bそしてその傾向に対応する。

第3段階

マウスピースを絞り込む
@好みのサウンドを考慮し対応する。()カップの深さ、バックボア等
A好みの吹き心地(抵抗感、レスポンス、コントロール等)を総合的に考える。
() 抵抗感・・・・・バックボアの形状、シャンクのテーパー等
   レスポンス・・・リムの形状、バックボア等
  コントロール・・リムの幅・形状、バックボア等

マウスピースを絞り込むにあたり、
ほとんどの要素にバックボアが関わっていることにご注目ください。

先進的マウスピース・メーカーの多くが“息の流速の効率化”
に注目しておりますが、
カップの容量とスロートやバックボアの微妙なバランスについての
研究/開発をしている事も知ってください。
――――
 参考資料:≪Storkからのメール ――――

第4段階

マウスピースの決定
上記の第1段階〜第3段階の繰り返しと試行錯誤の結果、最終的にマウスピースが決定されます。

トップページへ戻る