THE WHO

MY HISTORY OF ROCK MUSIC.


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-4- 想い出の彼方に

「It's Hard」以降、「WHO'S LAST」というライブアルバムやメンバーのソロアルバムが出されたが、whoとして出されたニューアルバム(スタジオ録音)はない。1989年に発表されたライブビデオで、久しぶりに彼等を見たが、老け込んではいるものの私なりに感動した。

90年代に入ると彼等の作品がCD化され続々と発売された。ただCD化されただけでなく、未発表曲やシングルだけで出されたものもおまけとして追加してあったりして、アナログレコードで持ってはいても、つい買ってしまうのであった。特に「WHO'S NEXT」と「ODDS&SODS」は、おまけがいっぱい入っていてお買得だと思う。

その「ODDS&SODS」の中に加えられた曲で「THE LAST TIME」と「UNDER MY THUMB」は、日本でもシングルとして発売されていた。この二曲、実はROLLING STONESのヒット曲である。これを出した時のいきさつに感動する。1967年に、STONESのミック·ジャガーとキース·リチャードが大麻不法所持で捕まっている。彼等の法廷での闘争資金を調達するため、捕まった翌日一日で録音して、夕方にはレコード店に並んでいたという。友人を思う気持ちと行動力に脱帽!

THE LAST TIME

\370と書いてありますが、¥1500で買いました。発売されたのが1967年、買ったのは1981年、そして今は2000年、月日は流れますなー。

私にとって

いろいろととりとめもなく書いてきましたが、私にとってTHE WHO とはなんだったのか。そして今、どういう存在であるのか、まとめておきたいと思います。

ファンの一人であるのはまぎれもない事実です。ただし、コレクターでもないしマニアでもありません。1500円でシングルを買ってはいますから偉そうには言えませんが、意味のないものには金は払いません。(ただケチなだけか?)

そう、私にとっては生活の一部であったのではと考えます。特に東京にでてきて一人暮らしを始め、何をしようか、どうやって生きていこうかと決断する場面で少なからず、私に影響を与えていたのではないかと思うのです。

ピートは言ってます。THE WHOは、ただのロックンロールバンドではなかったと。私もそう思います。彼等から学ぶべきものは非常に多かったと思うのです。

それでなくても思春期というのはいろんなことで悩むものです。今では笑って片付けられる問題でもその時には重大問題だったりするのです。ROCKというものをかじり始めて、私はそのスタイルに疑問を感じていました。ROCKを極めるには、不良にならなければと考えていました。もう不良という言葉自体が死語になっているかも知れませんが、それは憧れの象徴だったような気がします。そして正義と悪という問題も私のどこかに潜んでいて、何処か相反するものがあるのです。

私は不良というスタイルの位置付けを正義と悪との間の中間に位置するものと考えるようになり、何となくいい加減で無責任なイメージとして捕らえるようになり、しだいにスタイルとしてのロックよりもサウンドだけを楽しむようになっていきました。

SINGLE

コレクターでないといいつつ、こんなシングルも持ってますよー。

東京に出てきて、20歳になって、何をして良いのか方向性が見えない時に一つのスタイルを提示してくれたのが、WHOだった。ROCKというものを真剣に考えていたのがWHOだった。スタイルではなくスピリットだと教えてくれたのがWHOだった。真剣であることがかっこいいものだと教えてくれたのがWHOだった。

さらにROCKは、音楽の1ジャンルではなく、あくまでも芸術として人々を感動させ、希望や勇気を与え、時に安らぎを与えるものだということをTOMMYのラストナンバー「Listening To You」を聞いていて思った。パンクロックが出てきた時に、それを簡単に否定せず、真っ向から受け止める真摯な姿勢に感動しました。

altvenry

1981年頃の作者

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