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暮らしのある川の風景

最終更新日:2015/08/20

夏河の貴婦人 水神祠 大木津の流れ橋

川は、地域の自然や文化、人々の暮らしぶりを反映した流域の鏡である。

「暮らしのある川の風景」とは、
人々が川に生かされ、川もまた人々の生活を支えてきた緊密な関係が、
水辺のたたずまいのなかに感じとれる、
川という自然に溶け込んだ生活の記録である。

山紫水明水の国 日本には、大小さまざまな川が流れている。
平野をゆったりと流れる大きな川もあれば、
のどかな田園地帯を流れる野の川もあり、
山襞を縫うように谷間を駆け下る渓流もある。
なかには痛めつけられ忘れさられたドブ川もあるが、
多くの川にはその川の流れる地域や場所に応じて、
四季折々に変化をみせる自然の息吹があり、
川とうまく折り合いをつけながら暮らしを立ててきた人々の営みがみられる。

ともすれば社会経済や生活様式の変化とともに、
次第に失われつつある川と人との良き関係について、
川とともにある人々の暮らしを探しながら、各地の川を訪ねていきたい。

そして、日本の風土に根づいた「暮らしのある川の風景」を
再発見することによって、
風土と文化を形成する母体としての川を未来に託したいと思う。


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